FX入門〜初心者におすすめ

オシレーター

オシレーター
●ノイズ
「ザーッ」というホワイトノイズです。 ノイズなんか出してどうするんだよ、とか思うかも知れませんが、フルートの息使い、風の音、打楽器のノイズ成分などを作る時に使います。
例えば、ノイズと矩形波、または三角波を足して鳴らすとフルートっぽくなります。
ノイズ+三角波=パンフルート
ノイズを使った風の音

オシレーター

トゥーシャー・シャンデ (Tushard Chande) & スタンリー・クロール (Stanley Kroll) 1994年

【相対力指数(RSIRelative Strength Index)】
期間中の「上昇力」と「下落力」を比較して、相場の相対的な力を見極めるオシレーター
【ストキャスティクス(Stochastics)】
期間中の変動幅(高値・安値)に対する「終値」の位置を見極めるオシレーター

取引ルール

【買いシグナル】
・StochRSIが20%以下(売られ過ぎ水準)から20%の上に上昇してきた時
失敗(Failures):20%以下に戻った場合、買い持ちポジションを手仕舞う
・50%を上回れば、上昇トレンドの可能性が高まる
・強い上昇トレンド:80%以上(買われ過ぎ水準)を上回り、100%へ接近した局面
・強気の乖離(オシレーター ブリッシュ・ダイバージェンス)
価格が前回安値を更新して下落しているにも関わらず、StochRSIが下げ渋り20%を上回ってきた場合

【売りシグナル】
・StochRSIが80%以上(買われ過ぎ水準)から80%の下に下落してきた時 オシレーター
失敗(Failures):80%以上に戻った場合、売り持ちポジションを手仕舞う
・50%を下回れば、下落トレンドの可能性が高まる
・強い下落トレンド:20%以下(売られ過ぎ水準)を下回り、0%へ接近した局面
・弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)
価格が前回高値を更新して上昇しているにも関わらず、StochRSIが上げ渋り80%を下回ってきた場合

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テクニカル分析辞典

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また、本文、データなどに関しましては、著作権法などの法律、規制により知的 所有権が保護されており、個人の方の本来目的以外での使用や他人への譲渡、 販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除く)。 以上の点をご了承の上、ご利用ください。

1.オシレーターを作る

synthesize-osc


オシレーター(Oscillator) とは 音色の 元となる波形を作る部分 の事です。
アナログシンセサイザの基本波形を作る発振器、VCO(Voltage Controlled Oscillator) の事をオシレーターと言っていた事に由来します。
基本波形というのは ノコギリ波、パルス波、三角波、サイン波 など単純な波形の事です。
昔はこれら基本波形と「ザー!」というホワイトノイズなどを合成していろんな電子音を 作っていました。
シンセサイザーの音と言えば、こういう電子音の事を指していました。

最近のシンセサイザーはアナログ回路をソフトウェアで仮想的にエミュレーションする バーチャルアナログシンセサイザー、楽器の音をメモリに記憶して再生するPCM音源、 楽器の物理構造をコンピュータの計算で再現する物理モデリング、携帯電話の着信音で 定評のある波形と波形を位相変調して音を作り出すFM音源など、いろんな種類の音源方式 があります。

fig1_osc fig2_osc

SAW

●ノコギリ波
ノコギリの形をした波形です。
全ての整数倍音と呼ばれる音の成分を持った波形で、バイオリンなどの弦楽器、
トランペットなどの管楽器を作るのに適しています。
ブラス、ストリングス、リード、ベースなど色々な音色に使えます。
シンセブラス

Square

●矩形波
ノコギリ波から奇数倍音を取っ払った波形です。(裏を返せば偶数倍音だけの波形)
四角い形をした波形なので「矩形(スクエア)波」とも呼ばれてます。
クラリネットなどの木管楽器、ハープ、マリンバなどの音色に適しています。

Pulse

●パルス波
ファミコンなどで使われてた波形で、心臓の心電図みたいな波形です。
ギターなどの引っ掻く楽器、サックスやオーボエなどのリード音色に適しています。
パルス幅は変える事が可能で、幅が狭いと細くて特徴的な音、幅を広くすると矩形波に 近い音になります。
実は パルス幅を50%にした物を「矩形波」と言っています。
このパルス幅を機械的に大きくしたり小さくしたりして揺らすと厚みのある独特の音になります。
これを パルス・ウィズ・モジュレーション(PWM) と言います。
パルスウイズの例
パルスウイズモジュレーション(PWM)の例

Triangle

●三角波
三角形の形をした波形です。
これもファミコンで使われてた波形で倍音をあまり多く含まない波形です。
リコーダーやフルートに適しています。

Sine

●サイン波
文字通りSIN波です。
特徴があまりないポーって波形です。
このサイン波を音程を変えて何個か重ねるとオルガンの音になります。
ロータリースピーカー(回転するスピーカー)で音を出したり オシレーター
ディストーションエフェクトで汚すとロックオルガンになります。

Noise

●ノイズ
「ザーッ」というホワイトノイズです。 ノイズなんか出してどうするんだよ、とか思うかも知れませんが、フルートの息使い、風の音、打楽器のノイズ成分などを作る時に使います。
例えば、ノイズと矩形波、または三角波を足して鳴らすとフルートっぽくなります。
ノイズ+三角波=パンフルート
ノイズを使った風の音

実際はオシレータが複数鳴らせるようになっていて、 2つの波形を微妙にピッチ(音の高さ)をずらして重ねたり、 両方の波形を掛け合わせる(足し算、かけ算、波形の読み出し方を変える等)など、 様々な方法で波形を変化させて音色を作ることも出来ます。
波形を掛け合わせる事をよくモジュレーションと言ったりします。

LFO

また、ピッチを揺らすビブラート、音量を揺らすトレモロを掛けるという事も出来ます。

ピッチや音量をゆっくり揺らす機能を LFO(ロー・フリケンシー・ オシレータ) と言います。
LFOの例

ピッチに時間的変化を付けることも出来ます。時間的変化の事をエンベロープと言います。
時間的変化を付ける機能をエンベロープジェネレータ(EG)と言います。
例えば、音が鳴り始めるところを、ピッチを少し下げた状態からスタートするとか、 SFXなどの効果音を作る時に使います。
ピッチエンベロープの例

エンベロープについてはフィルターの章で説明します。

1.オシレーターを作る

synthesize-osc


オシレーター(Oscillator) とは 音色の 元となる波形を作る部分 の事です。
アナログシンセサイザの基本波形を作る発振器、VCO(Voltage Controlled Oscillator) の事をオシレーターと言っていた事に由来します。
基本波形というのは ノコギリ波、パルス波、三角波、サイン波 など単純な波形の事です。
昔はこれら基本波形と「ザー!」というホワイトノイズなどを合成していろんな電子音を 作っていました。
シンセサイザーの音と言えば、こういう電子音の事を指していました。

最近のシンセサイザーはアナログ回路をソフトウェアで仮想的にエミュレーションする バーチャルアナログシンセサイザー、楽器の音をメモリに記憶して再生するPCM音源、 楽器の物理構造をコンピュータの計算で再現する物理モデリング、携帯電話の着信音で 定評のある波形と波形を位相変調して音を作り出すFM音源など、いろんな種類の音源方式 があります。

fig1_osc fig2_osc

SAW

●ノコギリ波
ノコギリの形をした波形です。
全ての整数倍音と呼ばれる音の成分を持った波形で、バイオリンなどの弦楽器、
トランペットなどの管楽器を作るのに適しています。
ブラス、ストリングス、リード、ベースなど色々な音色に使えます。
シンセブラス

Square

●矩形波
ノコギリ波から奇数倍音を取っ払った波形です。(裏を返せば偶数倍音だけの波形)
四角い形をした波形なので「矩形(スクエア)波」とも呼ばれてます。
クラリネットなどの木管楽器、ハープ、マリンバなどの音色に適しています。

Pulse

●パルス波
ファミコンなどで使われてた波形で、心臓の心電図みたいな波形です。
ギターなどの引っ掻く楽器、サックスやオーボエなどのリード音色に適しています。
パルス幅は変える事が可能で、幅が狭いと細くて特徴的な音、幅を広くすると矩形波に 近い音になります。
実は オシレーター パルス幅を50%にした物を「矩形波」と言っています。
このパルス幅を機械的に大きくしたり小さくしたりして揺らすと厚みのある独特の音になります。
これを オシレーター パルス・ウィズ・モジュレーション(PWM) と言います。
パルスウイズの例
パルスウイズモジュレーション(PWM)の例

Triangle

●三角波
三角形の形をした波形です。
これもファミコンで使われてた波形で倍音をあまり多く含まない波形です。
リコーダーやフルートに適しています。

Sine

●サイン波
文字通りSIN波です。
特徴があまりないポーって波形です。
このサイン波を音程を変えて何個か重ねるとオルガンの音になります。
ロータリースピーカー(回転するスピーカー)で音を出したり
ディストーションエフェクトで汚すとロックオルガンになります。

Noise

●ノイズ
「ザーッ」というホワイトノイズです。 ノイズなんか出してどうするんだよ、とか思うかも知れませんが、フルートの息使い、風の音、打楽器のノイズ成分などを作る時に使います。
例えば、ノイズと矩形波、または三角波を足して鳴らすとフルートっぽくなります。
ノイズ+三角波=パンフルート
ノイズを使った風の音

実際はオシレータが複数鳴らせるようになっていて、 2つの波形を微妙にピッチ(音の高さ)をずらして重ねたり、 両方の波形を掛け合わせる(足し算、かけ算、波形の読み出し方を変える等)など、 様々な方法で波形を変化させて音色を作ることも出来ます。
波形を掛け合わせる事をよくモジュレーションと言ったりします。

LFO

また、ピッチを揺らすビブラート、音量を揺らすトレモロを掛けるという事も出来ます。

ピッチや音量をゆっくり揺らす機能を LFO(ロー・フリケンシー・ オシレータ) と言います。
LFOの例

ピッチに時間的変化を付けることも出来ます。時間的変化の事をエンベロープと言います。
時間的変化を付ける機能をエンベロープジェネレータ(EG)と言います。
例えば、音が鳴り始めるところを、ピッチを少し下げた状態からスタートするとか、 SFXなどの効果音を作る時に使います。
ピッチエンベロープの例

エンベロープについてはフィルターの章で説明します。

オシレーター系指標とは? 【テクニカル指標の用語解説】

1899.jpg

オシレーター系指標のテクニカル分析ではRSIなどが知られていますが、文字通り振れ(オシレーター)を計測して相場を分析し予測する技法であり、相場の勢いを読もうとするものです。基本的には買われすぎ・売られすぎの状態を測定するものであり、したがって、よく逆張りの指標として使われます。
サイコロジカルライン、ストキャスティクスなどもオシレーターの一種です。
■オシレーター系指標の特徴
・一定の範囲で推移する
これが最大の特徴です。オシレーター系指標は一定の範囲(指標により0~100、-100~+100)で推移します。
株価の動きが”絶対評価”であるならば、一定の範囲で推移するオシレーター系指標はある”相対評価”であるといえます。
この相対評価により、株価の動きの強さ・弱さを捉えます。
■オシレーター系指標の弱点
・数値が天井や底にへばりつく状態になることがある
本来、株価には上限や下限はありません。限りがないものに、オシレーター系指標はある範囲の相対評価を、数値でつけてしまう。
そのため、オシレーター(振り子)の限界を超えた急激な値動きが起きると、役に立たなくなります。
下のチャート図は、オシレーター系指標の代表格「RSI」を使って作図されたものです。
図の右下のRSIのラインを見ると、底にへばりついています。

これは、この銘柄が急激に下落したためラインが上を向くことがなく、反発の兆しが捉えれられない状態を示しています。
こうなってしまうと、オシレーター系指標は再びラインが上がってくるまで、役に立ちません。
短期的な逆張り投資の参考になるオシレーター系指標ですが、投資した銘柄のチャートラインが天井や底にへばりついてしまった場合、手仕舞いを考える必要が出てきます。

楽天証券・・・オンライン証券業界で株式売買代金が2位の会社です。マーケットスピード2の情報収集能力がすばらしい。楽天証券は有名な個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。

オシレーター系指標とは? 【テクニカル指標の用語解説】

1899.jpg

オシレーター系指標のテクニカル分析ではRSIなどが知られていますが、文字通り振れ(オシレーター)を計測して相場を分析し予測する技法であり、相場の勢いを読もうとするものです。基本的には買われすぎ・売られすぎの状態を測定するものであり、したがって、よく逆張りの指標として使われます。
サイコロジカルライン、ストキャスティクスなどもオシレーターの一種です。
■オシレーター系指標の特徴
・一定の範囲で推移する
これが最大の特徴です。オシレーター系指標は一定の範囲(指標により0~100、-100~+100)で推移します。
株価の動きが”絶対評価”であるならば、一定の範囲で推移するオシレーター系指標はある”相対評価”であるといえます。
この相対評価により、株価の動きの強さ・弱さを捉えます。
■オシレーター系指標の弱点
・数値が天井や底にへばりつく状態になることがある オシレーター
本来、株価には上限や下限はありません。限りがないものに、オシレーター系指標はある範囲の相対評価を、数値でつけてしまう。
そのため、オシレーター(振り子)の限界を超えた急激な値動きが起きると、役に立たなくなります。
下のチャート図は、オシレーター系指標の代表格「RSI」を使って作図されたものです。
図の右下のRSIのラインを見ると、底にへばりついています。 オシレーター

これは、この銘柄が急激に下落したためラインが上を向くことがなく、反発の兆しが捉えれられない状態を示しています。
こうなってしまうと、オシレーター系指標は再びラインが上がってくるまで、役に立ちません。
短期的な逆張り投資の参考になるオシレーター系指標ですが、投資した銘柄のチャートラインが天井や底にへばりついてしまった場合、手仕舞いを考える必要が出てきます。

楽天証券・・・オンライン証券業界で株式売買代金が2位の会社です。マーケットスピード2の情報収集能力がすばらしい。楽天証券は有名な個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。

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