会社勤めをしながら副業としてブログを書いているので、副業で得られることのメリットを図解しました。先ほど説明したポイントを踏まえて解説します。
FXの三角もち合いを徹底解説
どういうことか、説明します。
三角もち合いがブレイクした後は、 形成される前の流れを継続する ということです。たとえば、上昇トレンドのあとにアセンディングが形成されると、ブレイク後は上昇トレンド回帰する。つまり、上にブレイクするということです。安値を切り上げていますから、上昇する力が強いと判断できますね。ディセンディングの場合は、高値を切り下げているので、下げる力が強く、アペックスまで行き詰まるとそのまま下へブレイクします。
下降トレンドのときにアセンディングができるなど、三角もち合いが形成される環境はさまざまです。トレンド回帰型とはいえ、 下降三角形とは 逆方向へブレイクしてトレンド転換することもあります。 ですから、三角もち合いができたら、トレンド回帰すると決めつけるのではなく、このあと「上下どちらかにブレイクする」と考えておきましょう。
トレンド回帰型だが逆方向へブレイクすることもある
1.2. 三角もち合いの引き方
高値側と安値側のラインを2本引くと、自然に三角もち合いができます。ラインは、 斜めになることもあれば水平の場合もあります。 斜めなら、トレンドラインと同じですね。2本のラインが交わり、 アペックス(頂点)を作っていれば、三角もち合いがおのずとできる ということです。
・最初から三角もち合いを見つけようとしない
・ラインを引く習慣をつけよう
1.3. ライントレードの本質である
三角もち合いが発見できるということは、 しっかりとライン引きができている証拠 です。価格がラインにぶつかると、ブレイクや反転などの反応がありますから、どこでトレードしていいのかがわかるようになります。
つまり、三角もち合いを活用することは、 ライントレードの本質 なのです。
三角もち合いを見つけると、
・トレードポイントがわかる
・ほかのチャートパターンの発見につながる
2.三角もち合いの基本2つ
1.三角もち合いの「ブレイク」
2.ブレイク後の「ダマシ」
2.1. 三角もち合いのブレイク
三角もち合いを認識できていれば、上下どちらかにブレイクしますから、 トレンド発生の心構えができますよね。 「ブレイクした方向へポジションを持つ」というイメージがあれば、落ち着いてショートポジションを取ることができるでしょう。下降トレンドが出るのは想定内ですから、トレンドフォローのエントリーが可能になるわけです。
三角もち合いを見つけたら、 アペックス付近で「どちらかにブレイクする」 と覚えてください。
2.2. 三角もち合いのダマシとは
三角もち合いをブレイクしても、 トレンドが発生せず、逆に反転することがあります。 これが、ダマシです。下図を見てください。
ショートポジションを損切りしたあと、下げていきましたから、これは悔しいトレードになりますね。底でショートし、天井で損切りとなります。 エントリーもイグジットも失敗 ですから、メンタルにきそうです。
このように、アペックス付近にきたときに、 いつも1回できれいにブレイクするとは限らない のです。ブレイクと見せかけて反転し、何度か上下動したあとにブレイクしていくこともあります。このようなダマシがあるものと考えておきましょう。
とても簡単な方法は、 三角もち合いが形成される前の相場環境をチェックすること です。三角もち合いができる前の値動きにより、そのもち合いの意味合いが異なるからです。詳しくは後述しますが、ダマシは、 事前準備が可能で、ある程度防ぐことができます。
「ブレイクとダマシ」の両方を考慮する
3.三角もち合いの実践的な使い方
トレードでは、三角もち合いを見つけるというより、「いかにラインが引けるか」です。レジスタンスラインとサポートラインが引ければ、おのずと三角もち合いの発見が可能なことは、上述の通りです。ですから、 ラインをたくさん引くことが重要 です。
そして、 ラインを引くときのコツは5つ あります。
1. ネックライン の認識
2.片方を 水平ライン にする
3. 移動平均線 の傾きに合わせる
4. もち合う前 の流れを見ておく
5.2つ以上の 時間軸 を組み合わせる
3.1. ネックラインとして認識すること
水平ラインを引きましたが、Aがラインからはみ出ているので、いっけん間違いの気がします。しかし、間違いではありません。 プライスが反応している箇所に引くのがネックライン です。
反応するときに、 制動距離が長いと、ラインを少しはみ出して上下に長いローソク足が出る 場合があります。いつもぴったりと反発・反落をするわけではありません。ただし、Aの左右ではピッタリ反応していますね。ぴったり反応するのが基本ですが、Aのように一時的にはみ出ることもある、ということです。いつもはみ出しているとネックラインは引けません。
このような、 ローソク足を突っ切ったラインがネックライン です。
ローソク足を突っ切ると、 レジスタンスかサポートかわからない ので、ひとことでネックラインと認識すればいいのです。Aは、ダマシになったポイントともいえますね。ダマシは一時的にラインをはみ出すので、それも含めてラインを引けるようになりましょう。
このように、ぴったり反応している高値や安値だけを見つけるのではなく、ローソク足を突っ切るネックラインを引くのがコツです。そうすれば、 ダマシが発生した箇所も含めてラインを引くことができます。
3.2. 片方を水平ラインにする
ビギナーの方は、「片方を水平ラインにする」のがいいかもしれません。なぜかというと、 斜めのトレンドラインよりも、水平ラインの方が簡単に引けるから です。斜めのラインは、引き方によって角度が異なりますよね。ですから、サポートラインもレジスタンスラインも斜めにすると、変な形の三角形になるかもしれません。
高値もしくは安値のラインを水平にして固定してしまえば、もう片方の斜めのラインは、多少ブレがあったとしても、三角形はできますよね。ですから、 どちらかを水平ラインにすることで三角もち合いの精度を上げるができます。
3.3. 移動平均線の傾きに合わせる
特に、斜めのトレンドラインを引くとき、ローソク足のヒゲと実体のどちらに合わせるか迷いますよね。斜めの角度が少しズレると、 下降三角形とは ラインが長くなるにつれて大きなズレになります。 それを防ぐために、移動平均線の傾きに合わせてみてください。
Bは、短期移動平均線(黄色)と中期(青色)は上向き、長期(赤色)は、下向きです。ですから、それぞれ移動平均線に合わせると、上向きと下向きのトレンドラインになりますね。 アペックス(頂点)はおのずとできます から、三角もち合いになります。
このように、 ローソク足の高値と安値を細かく見るのではなく、移動平均線の角度に合わせる のも、ラインを引くコツのひとつです。2本のラインが引ければ、三角もち合いは自然にできあがりますね。
3.4. もち合う前の流れを見ておく
三角もち合いの前は、 すでに下降トレンドが発生していました。
つまり、三角もち合いは 戻りの局面で形成された といえますね。ですから、三角もち合いを下にブレイクすれば下降トレンド回帰です。トレンドフォローの準備ができますね。逆に、三角もち合いを上にブレイクすると、下降トレンドが終了してレンジになるイメージができます。上か下のどちらにブレイクするかで、違う相場の流れをイメージすることができます。これは、 下降トレンドの戻り局面であると認識できているから です。
3.5. 2つ以上の時間軸を組み合わせる
三角もち合い含め、チャートパターンは、一つの時間軸で判断するのではなく、複数の時間軸を見て総合的に相場環境を把握するのが、テクニカル分析の基本です。 これを、マルチタイムフレームといいます。
そこで、上位足の1時間足をチェックしてみます。マルチタイムフレームは、 下位足と上位足を見ること です。
5分足の三角もち合いは、 1時間足の戻り局面で発生したもの だとわかりました。Aを下にブレイクすれば、「下降トレンド回帰」ですから、トレンドフォローのトレードがイメージできますね。逆に、三角もち合いを上にブレイクすれば、1時間足の下降トレンドが終了する可能性がありますから、トレンドフォローにはなりません。様子見をして戦略を立て直すなど、準備ができますね。
このように、下位足と上位足(今回は5分足と1時間足)をチェックし、 複数の時間軸で総合的に判断するマルチタイムフレームを活用してください。 引くラインによっては、三角もち合いではなく、他のチャートパターンになるかもしれません。どちらにしても、 マルチタイムフレームを意識できるとトレードの精度はかなり上がります。
4.三角もち合いの類似系フォーメーション
1.フラッグ
2.ペナント
3.ウェッジ
4.Y波動(ブロードニング、逆ペナント)
5.P波動(ペナント、トライアングル)
6.ダイヤモンド
7.レクタングル(ボックス相場)
順番に見ていきますが、どれも 形と名称はあまり気にせず「もち合い相場」である、 と考えてください。三角もち合いと、ほぼ同じものもあります。名前は重要ではありませんので、もち合いが行き詰まると「上下どちらかにブレイクする」ことにフォーカスしてください。
4.1. フラッグ、ペナント、ウェッジ
三角もち合い(アセンディング、ディセンディング、シンメトリカル)と何が違うかというと、 もち合いができる前に鋭い上昇がある点 です。「旗の持ちて」に見えますね。
一般的に、もち合いブレイク後は、 フォーメーションができる前と同じ方向へ進みます(コンティニュエーション)。 つまり、鋭い上昇のあとにフラッグやペナントができると、そのあとは上にブレイクするということです。
4.2. Y波動とP波動
Y波動は、 三角もち合いと逆の形 です。
Y波動は、 「ブロードニング」や「逆ペナント」 とも言います。
4.3. ブロードニングとダイヤモンド
ダイヤモンドは、 Y波動のあと値動きが膠着してP波動になること です。Y波動とP波動が組み合わさり、ダイヤモンドに見えることから、名づけられたのでしょう。下図で確認してください。
4.4. レクタングル
レクタングルは、「長方形」のことです。 ボックス相場やレンジ相場、もち合い など、呼び方はさまざまです。下記チャートで確認してみましょう。
短期トレンドのあと、レクタングルが形成されていますね。ブレイクしたらトレンド回帰し、それを繰り返しています。これまでのフォーメーションを同じように、基本は、 レクタングル前の流れが続くコンティニュエーション(継続型) です。
まとめ
アペックスができずに、2本のラインが並行ならペナントやレクタングルですし、拡大するならY波動です。どれも、方向性が決まらずレンジの状態であることで、 「レジスタンスラインとサポートラインを引く」 ことで発見できます。チャート分析の基礎なので、まずは、高値側と安値側にラインを引く習慣をつけましょう。
空間図形(立体)の総復習(三角柱・三角錐編)【算数からやさしく解説】
空間図形(立体)とは、円や三角形などのような平面図形に「高さ」が加わったような図形のことです。例としては、円に高さを加えた円柱や三角形に高さを加えた三角柱、立方体などがあります。前回は多面体である直方体と立方体について、そして、頂点や辺、面などの言葉の説明をしました。今回は三角形を使った空間図形について考えていきたいと思います。
前回の記事はこちらになりますのでぜひご覧ください。
(参考:空間図形(立体)の総復習(直方体・立方体編)【算数からやさしく解説】)
三角柱について
立体についての説明の前に「柱(ちゅう)」と「錐(すい)」についてのイメージについて説明したいと思います。「柱」というのは、「はしら」と読むように、上にふたと下に底があるような棒のようなもののイメージです。それに対して、「錐」というのは三角コーンのように下に底はあっても上がすぼまっているような形のものです。
ここで三角柱について考えてみましょう。三角「柱」なので、これは図のように同じ形(合同)な三角形が、上と下にそれぞれ同じ向きでふたと底として付けられているような立体になります。
前回のように、平面上の三角形を“高さ”の方向に伸ばすような考え方でも同じような形の立体になると思います。
この時、底にした三角形のようにその立体の底になっている面を「底面」と言います。
(反対側を底だと考えればそちらの面が底面になるので上の面も底面と呼ぶことがあります。) 下降三角形とは
三角柱もすべての面が平面なので多面体の1つで、頂点、辺、面の数はそれぞれ6個、9個、5個になります。
三角錐について
続いて三角「錐」になりますが、先ほどもいったように「錐」というのは三角コーンのように下に底はあっても上がすぼまっているような形のもののことです。
したがって三角錐の形は下図のようになります。
この図からもわかるように、三角錐は4つの三角形に囲まれています。また頂点、辺、面の数はそれぞれ4個、6個、4個になっており、三角柱と三角錐ではパッと見た時の形だけでなく、実際に頂点や辺、面などの数が違うことからも別の空間図形であることがわかります。
前回解説したように、直方体のすべての面が正方形であるようなものが立方体だったのに対して、三角錐の4つすべての面が正三角形あるような立体のことを正四面体と言います。
【超基本!】図解初心者のための「今すぐ使える」コツとテクニック
図解チャレンジでは初めて図解を作ってみたというような方もたくさんいらっしゃいました。せっかく作るんだから「よりクオリティの高いものを作りたい」と考えるのが人の常。
デザインの仕事を長い事やっていますので、少しはお役に立てるかと思い、この記事では作り方のコツや考え方などをまとめてみたいと思います。
図解って何?という話から制作する際のテクニックまで 現状思いつく限りのノウハウを詰め込みました。 長いですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
楽しいのでみんなで図解作ろう!
はじめに:とにかく手を動かす
本題に入る前に大事なことを。何かをはじめる時、最初から上手にできる人はいません。デザインもそう。トライアンドエラーの連続です。
上達への近道は数をこなすことというのは間違いないので、これから紹介するテクニックを実際に試してみてほしいと思います。少し小難しい話も出てきますが、気負いせず気軽にチャレンジしてもらえたらと思います。
図解の定義
そのまんまですね。
一言で図解と言っても色んなものがありますし、本当に多種多様です。なので「これは図解で、これは違う」というような明確なライン引きは難しいです。 図を用いて何かを説明していればすべて図解とも言えます。 下降三角形とは
個人的な見解として図解の意味をもう少し掘り下げてみたいと思います。
「#図解チャレンジ」でいろんな方の図解を拝見していると文章の説明が無いと意味が分かりにくい図が見受けられました。前提として図と文章(テキスト)の関係性が重要だと思います。
つまり[図=主/文章=従]です。
あくまで図をメインにして、文章は補足的な役割という考え方が重要なのではないかと考えます。究極的に言うと、 図だけ見れば誰もが意味を理解できる。これが「いい図解」です。
テキストは必要最小限に
文章量が多くなってしまうとどうしても主従関係が逆転してしまう現象が起きます。図が文章の補足的な役割になってしまうと 「挿絵」という意味合いが強くなってしまいますので注意が必要です。
テキストは必要最小限にし、図だけで意味が伝わるように作っていくと上手く行きやすいです。
潜在的な認識を活用する
視覚にダイレクトに訴求する図解ではデザイン的な工夫が必要になってきます。デザインというと難しいとか、専門的な分野と思われがちです。確かにそうした面もありますが、 ぼくたちが日ごろ潜在的に認識しているルールを活用すると意味が伝わりやすくなります。 考えてみれば当たり前のことばかりですが、こうした基本的なことが大事です。
文字は左から右に書く
横書きの日本語は左から右に向かって進んでいきます。図解も同じです。左から右に展開していくようにします。
時間も左から右
一瞬退化してるみたいに見えますよね…?
増減は下から上
量的な増減は下から上に。 下降三角形とは
下がゼロです。これは多くのグラフがそうなっているので理解しやすいかと思います。
線の太さで量を表す
このようにディテールを意識すると 同じ矢印でも意味を持たせることができます。
応用として三角形を使ってボリュームを表すこともできます。
暖色と寒色
わかりやすいですね。
あとトイレのピクトグラムがそうであるように、 男性=青 、 女性=赤 という色分けをするとスムーズに情報として入ってきます。
このように、 日常生活に溶け込んだデザインのルール を意識して図解に活用していくと、読み手にスムーズに情報を伝えることができます。
これは専門的な知識がなくとも潜在的に認識していることです。 注意深く観察してみてください。
図解を作るコツ
複数軸を1枚の図に
図解のクオリティを高めるために意識したいのが 「複数の軸」を1枚の図にすることです。
例えば 「時間と数量」 とか 「◯◯の男女比」 とかいった具合ですね。一見関連性のなさそうなものや切り口に独自性があってユニークなものは印象に残りやすいです。
「○○だ」という解を導き出す
図解ですから必ず「解」が必要です。
「人口増加は◯◯が原因」とか「うどんが美味しい理由はダシ」とかそういう答え(結論)です。 図を用いて何らかの答えを示す というのが図解を作る上でのセオリーです。この答えに説得力が無いと「で?」という図になります。理論的に説明することが重要です。
超重要:客観視する
うどんが美味しい理由をダシと知っているあなたは図解をする時に 「答え(=ダシ)から逆算」してしまいます。
説明が必要な人はダシやうどんの存在を知らない人かもしれません。
図解に限らずデザインやプレゼンをする上でとても重要なことが 「客観視すること」です。 説明すべきポイントがすっぽり抜けてしまっている図解を見かけます。
答えを知らない人をスムーズに解に導く。
これが図解の役割になります。
一度完成したものを 「予備知識ゼロの女子高生の気持ち」 になって見直してみてください。もちろん女子高生である理由は特にありません。
要するに 「誰が見ても同じ解が導き出されること」 が超大事です!
実際に作ったものの解説
会社勤めをしながら副業としてブログを書いているので、副業で得られることのメリットを図解しました。先ほど説明したポイントを踏まえて解説します。
縦軸=副収入と本業への依存度
副収入を得られると本業の依存度が下がっていきます。収入が本業のみの場合は依存度は100%になりますよね。
副業を始めて縦軸(収入)が伸びていくと 副収入が上がった分だけ本業への依存度が下がる様子を表しました。
横軸は時間
図には書き入れていませんが、 副業を継続していれば収入は時間とともに上昇していきます。 つまりこの図は 時間軸が左から右に進んでいることが自然とわかるように意識して作っています。
試しに反転してみましょう。
収入が下がりました…
上昇は赤、下降は青
増加した収入は赤 に、 下降した依存度は青 に色分け。本業=ネガティブというわけではありませんが増減を色分けするとわかりやすいです。 下降三角形とは
そして上昇と下降の三角形の上半分はお金、下半分は依存度です。 三角形の上下で別のものを表すグラフになっている点 もギミックとして面白いと思い、このような形になっています。
タイトルと解
タイトルにはこの図は何を表しているのかを、図の下にはこの図で導き出した解を入れました。
この図を使って述べたいことは 「副業=リスクヘッジである」 ということです。
見た目をよくするコツ
デザイン上に気をつけたいことについても少し触れておきたいと思います。
客観的に見るの段落で説明しましたが、大事なことは「誰が見ても同じ答えが導き出されること」でしたね。
そのためにできることが 「図に意図しない情報を入れないこと」 です
特別な理由がない限り 楕円より正円、辺の長さが揃った三角形 といったような整理された図形が望ましいです。
見た目の美しさももちろんなのですが、見た人の中には「どうして形が整っていないの?何か意味があるのかな?」と考える人もいます。
「なぜこれはいびつな形しているの?」という質問に答えられなかったら修正するべきでしょう。
これも完成してから客観視してみてください。
挿絵から図解へ
もう一つの例として#図解チャレンジのtweetをみてコメントをいただいた Yuhei Nakai( @yuppe09 )さんの図解を例に、作り直してみました。
注:ご本人様には許可をいただき引用させていただいています。ありがとうございます。
before
この図解で述べたいことは、文字のみに比べて文字プラスアルファの情報があった方が注目度が高い。という図解です。
左には文字だけの情報を見ている一人の人、右側には文字と写真の情報見ている三人。この図では 「なぜ文字プラスアルファの方が注目が集まるのか」 についてが図の中で述べられていません。なぜそうなのかという解が必要だと考えました。
after
「山のぼり」というタイトルをつけたポスターを想定しました。
文字情報だけの時と文字プラス写真を上下に配置、右側には「視覚的な情報」の多さを示す逆三角形を入れることで、 下から上に向かって情報が増えていく様子を表しました。
解は「イメージしやすいほど印象に残る」
beforeの画像と同じことを述べています。このように 少し見る角度を変えることで 伝わりやすくなったかと思います。
伝える為にまずは自分が理解する
今回初めて図解というものに挑戦してみたのですが、思っていた以上に難しかったですね・・・図を作るのは簡単なんですが、適切な形に着地するまでに多くの時間を要しました。作業の9割くらいは考えることですね。
考えているうちに自分の中でより理解が深まっていくのを実感できると思います。
誰かに何かを伝えるという目的以外にも 「深く理解する思考法」 としても有用です
楽しむことがなにより大事
パソコンなどが苦手な方は手書きでも十分だと思います。 個人的には先日発売された新しいiPadがオススメ。ぼくも購入しましたが、Apple Pencil楽しすぎます!
デジタルなので何度でも書き直せますし、クリエイティブが刺激されますよ!
手前味噌ですがレビュー記事です。
【テクニカル分析】#3 チャートパターンを把握しよう!
投資
チャートパターンとは
過去のデータからこういう形が出たら上昇(下落)になる可能性が高いと思われているもの
ダブルトップ、ダブルボトム
ダブルトップ、ダブルボトムとは何か?
ダブルトップ
価格が大きく上昇した後、一度下落し再び前回の高値まで上昇するものの再び下落に転じて、アルファベッドの「M」のような形が現れるもの
ダブルボトム 下降三角形とは
価格が大きく下落した後、一度上昇し再び前回の安値まで下落するものの再び上昇に転じて、アルファベッドの「W」のような形が現れるもの
ダブルトップ、ダブルボトムが形成されたら何が起こりやすいのか?
ダブルトップ形成後→下落につながる可能性が高い
ダブルボトム形成後→上昇につながる可能性が高い
ダブルトップ、ダブルボトムを意識してトレードで利益を出そう!
まずダブルトップで見てみましょう!それは2回目の高値をつけた後の下落がネックラインを割ってきたら売りで入るのが理想でしょう!
逆にダブルボトムなら、2回目の安値をつけた後の上昇がネックラインを超えてきたら買いで入るのが理想でしょう!
実際にあったビットコインのダブルトップを見てみよう!
2018年2月頃の日足チャートですが、見事にダブルトップを形成し、下落に転じています。ネックラインを割ってきた時点でこのまま下落するだろうと判断できます!
トレード力がある人は2回目の高値をつけたところで下落の兆しが見えたら、その場でダブルトップを意識するのでネックラインを下回る前に売りで入れたりします。
三尊天井、逆三尊
三尊天井、逆三尊とは何か?
三尊天井
3つの山を形成し、中央の山が一番高くなるもの
逆三尊
3つの谷を形成し、中央の谷が一番低くなるもの
三尊天井、逆三尊が形成されたら何が起こりやすいのか?
三尊天井形成後→下落につながる可能性が高い
逆三尊形成後→上昇につながる可能性が高い
三尊天井、逆三尊を意識してトレードで利益を出そう!
実際にあったビットコインの三尊天井を見てみよう!
2020年8月頃の12時間足チャートですが、見事に三尊天井を形成し、下落に転じています。ネックラインを割ってきた時点でこのまま下落するだろうと判断できます!
トレード力がある人は3回目の高値をつけたところで下落の兆しが見えたら、その場で三尊天井を意識するのでネックラインを下回る前に売りで入れたりします。
アセンディングトライアングル(上昇三角形)
アセンディングトライアングル(上昇三角形)とは何か?
アセンディングトライアングル(上昇三角形)
高値は一定のレジスタンスラインと安値切り上げのサポートラインで三角形が形成できるもの
アセンディングトライアングル(上昇三角形)されたら何が起こりやすいのか?
アセンディングトライアングル(上昇三角形)形成後→三角形を上抜けしやすい
アセンディングトライアングル(上昇三角形)を意識してトレードで利益を出そう!
アセンディングトライアングル(上昇三角形)は上抜けしたらその後強い上昇がきやすいです!
実際にあったリップルのアセンディングトライアングル(上昇三角形)を見てみよう!
2020年11月下旬頃の1時間足チャートですが、見事にアセンディングトライアングル(上昇三角形)を形成し、三角形を上抜けして価格が上昇しています。アセンディングトライアングル(上昇三角形)だと判断した時点でおそらく上昇するだろうと考えることができます。
ディセンディングトライアングル(下降三角形)
ディセンディングトライアングル(下降三角形)とは何か?
ディセンディングトライアングル(下降三角形)
安値は一定のサポートラインと高値は切り下げのレジスタンスラインとで三角形が形成できるもの
空間図形(立体)の総復習(三角柱・三角錐編)【算数からやさしく解説】
空間図形(立体)とは、円や三角形などのような平面図形に「高さ」が加わったような図形のことです。例としては、円に高さを加えた円柱や三角形に高さを加えた三角柱、立方体などがあります。前回は多面体である直方体と立方体について、そして、頂点や辺、面などの言葉の説明をしました。今回は三角形を使った空間図形について考えていきたいと思います。
前回の記事はこちらになりますのでぜひご覧ください。
(参考:空間図形(立体)の総復習(直方体・立方体編)【算数からやさしく解説】)
三角柱について
立体についての説明の前に「柱(ちゅう)」と「錐(すい)」についてのイメージについて説明したいと思います。「柱」というのは、「はしら」と読むように、上にふたと下に底があるような棒のようなもののイメージです。それに対して、「錐」というのは三角コーンのように下に底はあっても上がすぼまっているような形のものです。
ここで三角柱について考えてみましょう。三角「柱」なので、これは図のように同じ形(合同)な三角形が、上と下にそれぞれ同じ向きでふたと底として付けられているような立体になります。 下降三角形とは
前回のように、平面上の三角形を“高さ”の方向に伸ばすような考え方でも同じような形の立体になると思います。
この時、底にした三角形のようにその立体の底になっている面を「底面」と言います。
(反対側を底だと考えればそちらの面が底面になるので上の面も底面と呼ぶことがあります。) 下降三角形とは
三角柱もすべての面が平面なので多面体の1つで、頂点、辺、面の数はそれぞれ6個、9個、5個になります。
三角錐について
続いて三角「錐」になりますが、先ほどもいったように「錐」というのは三角コーンのように下に底はあっても上がすぼまっているような形のもののことです。
したがって三角錐の形は下図のようになります。
この図からもわかるように、三角錐は4つの三角形に囲まれています。また頂点、辺、面の数はそれぞれ4個、6個、4個になっており、三角柱と三角錐ではパッと見た時の形だけでなく、実際に頂点や辺、面などの数が違うことからも別の空間図形であることがわかります。
前回解説したように、直方体のすべての面が正方形であるようなものが立方体だったのに対して、三角錐の4つすべての面が正三角形あるような立体のことを正四面体と言います。
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