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FXブローカーを見極めるための方法

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NY為替見通し=FOMC結果公表を明日に控え、米株や債券の調整幅次第か

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2022年6月8日、大手ゲーム会社ネクソンが、メイプルストーリーのNFT化を発表しました。メイプルストーリーはネクソンの大人気ゲームであり、この構想は、韓国最大規模の開発者向け年次イベント「Nexon Developers Conference 2022」で発表されました。メイプルストーリーは、2003年に公開されたゲームです。オンラインゲームの先駆者でありながら、今でも韓国や日本で根強い人気を誇っています。今回の発表を受けて、Twitter(ツイッター)ではメイプルストーリーがトレンド入りするなど、日本国内の仮想通貨(暗号資産)コミュニティやゲームファンが盛り上がっています。目次[非表示]メイプルストーリー・ユニバースメイプルストーリー NMOD NメイプルストーリーN SDKメイプルストーリー Nモバイル他のゲームと差別化ゲーム業界の進化に期待メイプルストーリー・ユニバースメイプルストーリーは、全世界に1億8,000万人のユーザーを抱えるMMORPGです。MMORPGとは、大人数のプレイヤーが同時接続してプレイするゲームであり、他のプレイヤーと協力しながらモンスターを倒したり、プレイヤー同士で戦ったりしながらゲームを進めていきます。メイプルストーリーは、2Dの横スクロール型のアクションRPGで、かわいいキャラクターデザインが特徴的です。画像引用:ネクソン今回、ネクソンは「メイプルストーリー・ユニバース」構想を発表しました。その目的は、メイプルストーリーを仮想通貨に対応させることです。第一弾として、「メイプルストーリー N」の公開が決まっており、順次合計4つの機能が公開されます。メイプルストーリー Nメイプルストーリー Nは、従来のオンラインゲームとは異なり、NFTを核としています。例えば、ゲーム内のキャラクターやアイテムが全てNFTとして発行され、プレイヤーはクエストなどを通じて獲得できます。課金アイテムの仕組みがなく、獲得したNFTをNFTマーケットプレイスで売却したり、あるいは買ったりできます。ネクソンは、このNFT取引に手数料を課すことで収益を上げる予定です。この手数料の大きさは、ユーザーの利用度によって変動し、ゲームへの貢献度が高いと有利な手数料水準で売買できます。MOD N「MOD N」は、クリエイターが自由に創作できる仕組みです。これは「サンドボックスプラットフォーム」と呼ばれ、人気ゲーム「ザ・サンドボックス(SAND)」などが採用しています。クリエイターは、MOD N内でミニゲームやデジタルアートを作成する際、メイプルストーリー NなどのNFTを活用可能です。そして、それを公開して収益を得ることもできます。メイプルストーリーN SDK独自NFT作成ツール「メイプルストーリーN SDK」も、実装予定です。このツールで作成されたNFTも、NFTマーケットプレイスで売買可能となる見込みです。また、独立した機能として公開されるため、他のサービスが終了しても継続的に利用可能です。メイプルストーリー Nモバイルその他の特徴として、モバイルとの連動性が高い点が挙げられます。メイプルストーリー NのNFTを移管してモバイルアプリを通じてゲームができるようになります。他のゲームと差別化これまでネクソンは、パソコンやモバイル向けのオンラインゲームを展開してきました。主なタイトルとしては、メイプルストーリーの他に、「アラド戦記」や「マギノビ」などを有しており、ゲーム業界の老舗です。しかし、NFTやPlay to Earnの流行などを受け、仮想通貨市場に積極的な動きを見せ始めています。Play to Earn(GameFi)Play to Earnとは、遊んでお金を稼ぐことを指します。すなわち、ブロックチェーンゲームで遊ぶと、NFTや独自仮想通貨などの報酬を得られます。最近では、Play to Earnから派生したMove to Earn(運動して稼ぐ)なども流行しつつあります。そして、Play to Earnへの参入に際し、他のゲームとの差別化を強く意識しています。従来のPlay to Earn(GameFi)は、稼ぐ面に注目が集まりました。その結果、低品質なゲームが溢れる結果となり、ユーザーに継続的に遊んでもらえない結果となりました。そこで、ブロックチェーンの特徴を生かし、ユーザーに継続的に遊んでもらえるゲームの開発を重視しています。大半のPlay to Earnゲームは短期間でユーザーが離れてしまい、トークン価格は暴落してきました。ネクソンは、この現状を打破しようとしています。ゲーム業界の進化に期待ネクソンは、仮想通貨市場での動きを加速させています。例えば、仮想通貨決済を導入しており、ビットコインやイーサリアム(ETH)、USDコイン(USDC)など、約10種類の仮想通貨を利用可能です。親会社NXCは、ビットスタンプやコルビットなどの大手取引所を所有しています。その親会社の方針もあり、ネクソンは仮想通貨をエコシステムに取り込み始めています。メイプルストーリー・ユニバースが成功すれば、ネクソンはPlay to Earnゲームをさらに開発する可能性もあるでしょう。仮想通貨市場では、メイプルストーリーだけでなく、人気タイトルが続々と登場しています。例えば、「元素騎士オンライン-META WORLD-」は、NFTや仮想通貨などを採用しています。このような流れを受けて、スクウェア・エニックスなどの大手ゲーム会社も、将来的なブロックチェーンやNFTへの対応を示唆しています。ネクソンは、早い段階で仮想通貨市場に関心を示しました。次は、どの企業がゲーム業界から参入してくるでしょうか。メイプルストーリーに続くタイトルに注目です。

2022.06.13 (月) 20:30

Bybitの流動性マイニングとは?メリット・デメリットや始め方を解説

2022.06.13 (月) 20:00

イーサリアム(ETH)のPoS移行を促進するディフィカルティボムのリスクが高まる

現在のイーサリアム(ETH)は、送金速度が低いという問題を抱えています。そこで、より効率的なブロックチェーンへの転換を目指して、ETH2.0の開発が進められています。ETH2.0はブロック生成方式としてPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しているのが特徴で、省電力で高い送金能力が実現すると期待されています。2022年、ETH2.0への完全移行が近づいてきました。しかし同時に、ディフィカルティボム問題も現実味を帯びてきています。すなわち、既に送金速度低下の兆候が出ています。目次[非表示]ディフィカルティボムとは開発の遅れとディフィカルティボムETH2.0開発状況(2022年6月)ETHの送金速度の推移ETH2.0への移行は最終局面へ?ディフィカルティボムとはディフィカルティボムとは、イーサリアムブロックチェーンのマイニング難易度を意図的に大幅上昇させるプログラムです。これが実行されるとマイニング難易度が徐々に高まり、ネットワークに参加するマイナーの収益を圧迫します。現行のイーサリアムは、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)を採用しています。すなわち、マイニング難易度が上昇すると、ブロックを生成するための消費電力やコンピュータリソースが増加します。その結果、マイナーは利益を得づらくなります。マイニング難易度が極端に上昇すれば、あまりにコストが大きくなるため、誰もマイニングしなくなると想定されています。この仕組みが採用された理由は、ETH2.0移行後に従来のETHを確実に停止させるためです。ディフィカルティボムが発動してマイニング難易度が極端に上昇すると、従来のETHでマイニングしてもコストが高すぎて損します。結果として、マイナーは全員ETH2.0に移行します。PoSに移行する必要性イーサリアムは、手数料の高騰や取引の遅延などに苦しめられています。PoSへの移行は、その解決策のひとつだと考えられています。ETH2.0はPoSを採用しており、その送金能力は、現行の1秒あたり約15件から最大10万件にまで向上すると見込まれています。開発の遅れとディフィカルティボムしかし、イーサリアムは開発が期待通りに進んでいません。このため、ディフィカルティボムの発動も先送りされてきました。過去の先送りを振り返りますと、以下の通りです。ムーア・グレイシャー(Muir Glacier)アップグレードで、ディフィカルティボム発動を400万ブロック(およそ611日間)延期しました。また、アロー・グレイシャー(Arrow Glacier)アップグレードで2022年6月まで延期しました。この先送りを実行するには、以下の手続きが必要です。すなわち、コミュニティに先送りを提案し、採用され、プログラムを作り、イーサリアムにそのプログラムを追加してハードフォークするという手続きです。時間も手間もかかりますし、ETH保有者に注意喚起しなければなりません。しかし、ETH2.0が公開される前にディフィカルティボムが本格的に実行されると、ブロックが作られなくなってETHの利用価値がなくなり、価格が暴落してしまいます。そこで、この先送り手続きは必須の作業です。ちなみに、ハードフォークとは、ブロックチェーンを分岐させて新しいブロックチェーンを作ることを指します(下図)。従来の利用者全員が新しいブロックチェーンに移行すれば、古いブロックチェーンは機能を事実上停止します。イーサリアムの歴史を振り返りますと、2015年にコミュニティが運営方針を巡って分裂し、イーサリアムクラシック(ETC)が誕生しました。ディフィカルティボムは、コミュニティの分裂を回避するのに役立ちます。ディフィカルティボムの存在意義ディフィカルティボムの存在意義には、もう一点、「開発の最終期限を設定する」という意味もあります。期限があると、それに向けて開発活動が活発になります。期限がないと、いつまでたっても開発が完了しないという事態もあり得ます。ETH2.0開発状況(2022年6月)なお、2022年6月、イーサリアム開発者のティム・ベイコ氏は、アップグレード「マージ」の開発は2022年6月までに完了しないと発言しています。また、迅速に開発を進めなければ、再びディフィカルティボムを延期する必要があると伝えています。一方、イーサリアム開発者のプレストン・ヴァン・ルーン氏は、もし全てが計画通りに上手く行った場合、2022年8月にマージが完了すると予想しています。その上で、ディフィカルティボムの予定を変更しなくても良いのなら、できるだけ早く開発完了を目指すべきだと言及しました。マージとはマージとは、イーサリアムにおける5段階アップグレードのひとつです。ETH2.0のテストネットワーク「ビーコンチェーン」とメインブロックチェーンを統合して、PoSを本格稼働させることを目的としています。ちなみに、マージの完了が2022年8月で、ディフィカルティボムの発動は2022年6月。すなわち、順調に開発が進んでも間に合いません。しかし、マイニング難易度は突然急上昇するのでなく、徐々に上昇します。よって、発動後まもなく開発が完了するなら、開発を優先するのが合理的な可能性があります。ベイコ氏やルーン氏の発言から、マージの開発は遅れていることがわかります。当記事執筆時点(2022年6月)においてディフィカルティボムの延期は決まっておらず、開発の遅れが拡大すると、送金が困難になると考えられます。実際、既にイーサリアムの送金速度は徐々に遅くなっており、ツイッター等で話題になっています。ETHの送金速度の推移下のグラフは、1つのブロックを作るのに必要な時間を示したものです。一番右を見ますと、わずかに時間が伸びている様子が分かります。すなわち、送金速度が少し遅くなっています。これは、過去の送金遅延に比べて小さな動きです。しかし、放置すると所要時間が大幅に伸びることは明らかなため、わずかな動きでもユーザーは敏感になっています。画像引用:EtherscanETH2.0への移行は最終局面へ?ETH2.0への移行は、最終局面を迎えています。そして、マージの開発とディフィカルティボムは、ETH価格に影響を与えます。そこで、ETHを保有している場合は、価格推移と併せてこれら2つの動向にも注目するのが良さそうです。また、イーサリアムの問題が大きくなると、イーサリアムキラーとして期待されている仮想通貨にも影響があるかもしれません。こちらも注目できます。

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カバード・コールを使うことで、ボラティリティを抑えながらStarbucks株を企業決算前に買う方法

当記事はInvesting.comの独占記事 ウクライナ戦争と制裁で世界的に肥料が不足 世界のトップ肥料メーカー モザイク:大手肥料メーカー 強気の業績推移 新しい.

Exxon Mobil株式は2022年当初から約60%上昇 石油製品の需給バランスが逼迫し、同社に大きなアドバンテージ 長期投資家は現在の水準で同株を購入を検討する余地あ.

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FXブローカーを見極めるための方法
日経平均株価26,629.86-357.54-1.32%
日経225先物 (F)26,380.0-460.0-1.71%
韓国総合株価指数2,492.97-11.54-0.46%
NYダウ30,383.82-132.92-0.44%
独DAX13,304.39-122.64-0.91%
S&P/ASX 2006,686.00-246.00-3.55%
米ドル指数105.162+0.196+0.19%
1,813.00-18.80-1.03%
原油 WTI120.14-0.79-0.65%
21.003-0.252-1.19%
米国綿花2番143.75-1.91-1.31%
排出権84.03+2.49+3.05%
米国シカゴコーン768.000.000.00%
米国コーヒー226.05+2.70+1.21%
ドル/円134.85+0.46+0.34%
ドル/ウォン1,288.43-3.45-0.27%
ユーロ/ドル1.0428+0.0020+0.19%
ユーロ/円140.64+0.79+0.56%
トルコリラ/円7.8047+0.0256+0.33%
豪ドル/円92.76-0.24-0.26%
ポンド/円161.75-1.FXブローカーを見極めるための方法 26-0.77%
大塚ホールディングス4,383.0-74.0-1.66%
ソフトバンクグループ5,FXブローカーを見極めるための方法 033.0-132.0-2.56%
トヨタ自動車2,095.0-36.5-1.71%
三菱UFJフィナンシャル・グループ732.6-3.3-0.45%
ブイ・テクノロジー2,838.0-31.0-1.08%
東芝5,588.0-42.0-0.75%
みずほフィナンシャルグループ1,505.0+4.5+0.30%

【市場反応】米5月PPI、前年比で予想以上に鈍化、リスク回避後退、ドル買い一服

今日の株式市場:ダウは乱高下、S&P500は景気後退懸念で弱気相場入りして取引を終了

米卸売物価、5月は前月比+0.8%に加速 ガソリン高など寄与

ビットコイン、有力投資家の追い証発生水準に迫る

NY外為:ドル高止まり、6月、7月FOMCでの0.75%の利上げ観測

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国内株式市場見通し:外部環境の落ち着き見極めるまで様子見ムード

外国為替 2022年02月19日 14:45

国内株式市場見通し:外部環境の落ち着き見極めるまで様子見ムード

© Reuters.

今週の日経平均は週間で574.01円安(-2.07%)と3週ぶり大幅反落。
週を通じてウクライナ情勢を巡る地政学リスクに翻弄される展開で、週初から荒れ模様だった。
米1月消費者物価指数(CPI)の予想比上振れで10年国債利回りが一時2%超えを実現。
セントルイス連銀のブラード総裁のタカ派発言も警戒感を高めるなか、さらに、米政府が北京五輪中のロシアによるウクライナ侵攻の可能性を警告したことで地政学リスクも急速に高まり、週初の日経平均は616.49円安と大幅反落。

15日も日経平均は214.40円安と続落し、27000円を割り込んだ。
米政府がキエフにある大使館の移転計画を明らかにしたことで、地政学リスクの高まりが引き続き重しとなった。
ただ、16日は一転して595.21円高と大幅反発。
米1月生産者物価指数(PPI)が予想比で上振れた一方、ロシアが軍の一部撤収を発表するなど、ウクライナ情勢を巡る地政学リスクが後退したことに伴う安心感が勝った。

17日の日経平均は227.53円安と再び反落。
1月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が懸念されたほどタカ派的ではないと受け止められ、地政学リスクに代わって久々に主役となった金融引き締めリスクが後退するなか、午前は買い戻しが優勢に。
しかし、午後に入って、ウクライナ軍が同国東部の親ロシア派地域に対して迫撃砲を撃ち込んだと伝わると、リスク回避の動きが先行し、大幅に下落する急展開となった。

週末もヘッドラインに振らされた。
バイデン米大統領がロシアによるウクライナ侵攻の可能性が「非常に高い」と述べたことで、地政学リスクが一段と高まり、朝方は売りが先行、日経平均は一時26792.54円まで下落した。 FXブローカーを見極めるための方法 FXブローカーを見極めるための方法
しかし、米国とロシアが外相会談を行うことが報じられると、急速に下げ渋り、27000円を回復。
ただ、不透明感がくすぶるなかプラス転換には至らなかった。

来週の日経平均は神経質な展開か。
決算シーズンが一巡し、経済指標の発表も少ないため、引き続きウクライナ情勢を巡る地政学リスクなど外部環境に翻弄される展開となりそうだ。
なお、東京市場は週半ばの23日が、米国市場は週初21日がそれぞれ祝日で休場となる。

ウクライナ情勢は混沌としている。
米露の外相会談が行われるとの報道で警戒感は一時後退したが、バイデン米大統領は18日、ロシアが既にウクライナ侵攻を決定し、近日中に攻撃する計画であることを確信していると述べたという。
また、ロシアと欧米諸国との主張には依然大きな隔たりがあり、外相会談が物別れに終わる可能性もある。
ウクライナ情勢を巡っては不確実性が非常に高い。
残念ながら、この先もヘッドラインに一喜一憂する展開が続くだろう。

一方で、地政学リスクの陰に隠れつつあるが、今年最大の相場テーマは金融政策の動向だ。
米1月CPIは予想を上振れ、40年ぶり最大の伸びを記録したほか、12月に続き2カ月連続で鈍化が期待されていた米1月PPIも前月比+1.0%と、予想の+0.5%を大幅に上回った。
こうした事態を受け、セントルイス連銀のブラード総裁は「6月末までの間に合計1%の利上げを実施すべき」や、「インフレ抑制のためには政策金利が中立金利を超える水準にまで上昇させる必要があるかもしれない」などと、タカ派発言を相次いで出している。

既に市場は利上げについては先行して年5~7回分を織り込んできているとはいえ、量的引き締め(QT)については、どのくらいペースで、どのような方法で行われるかといった点について、依然不透明感が強い。
利上げとは異なり、QTについては過去に1度しか経験がない。
また、その際にはデフレを警戒してかなり漸進的なペースで実施されたが、現在は労働市場が逼迫し、物価は強いインフレ傾向にあるため、今回は少なくとも前回よりはかなり速いペースで行われることがほぼ確実。
市場への影響は予測することは難しく、織り込みが進んだうえでのあく抜けに期待するのは危険だろう。

今週、決算を発表した米半導体大手エヌビディアは、悪くない内容であったが、直後の株価は急落した。 FXブローカーを見極めるための方法
半導体大手の決算反応で地合いが変わる可能性も期待されていたが、ハイテク・グロース(成長)株の手掛けにくさが改めて意識される形になってしまった。
3月FOMCを通過するまでは、当面これまでの物色動向が続きそうだ。
ハイテク・グロース株は軟調が続き、地政学リスクがむしろ追い風にもなっている原油をはじめとした資源関連株は強い動きが続こう。
三井物産 (T: 8031 )をはじめとした総合商社の株価チャートは全体相場とは対照的な上昇トレンドだ。
今は強いものに付いていくしかないだろう。

東京マーケットダイジェスト・14日 円安・株安

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2022年6月8日、大手ゲーム会社ネクソンが、メイプルストーリーのNFT化を発表しました。メイプルストーリーはネクソンの大人気ゲームであり、この構想は、韓国最大規模の開発者向け年次イベント「Nexon Developers Conference 2022」で発表されました。メイプルストーリーは、2003年に公開されたゲームです。オンラインゲームの先駆者でありながら、今でも韓国や日本で根強い人気を誇っています。今回の発表を受けて、Twitter(ツイッター)ではメイプルストーリーがトレンド入りするなど、日本国内の仮想通貨(暗号資産)コミュニティやゲームファンが盛り上がっています。目次[非表示]メイプルストーリー・ユニバースメイプルストーリー NMOD NメイプルストーリーN SDKメイプルストーリー Nモバイル他のゲームと差別化ゲーム業界の進化に期待メイプルストーリー・ユニバースメイプルストーリーは、全世界に1億8,000万人のユーザーを抱えるMMORPGです。MMORPGとは、大人数のプレイヤーが同時接続してプレイするゲームであり、他のプレイヤーと協力しながらモンスターを倒したり、プレイヤー同士で戦ったりしながらゲームを進めていきます。メイプルストーリーは、2Dの横スクロール型のアクションRPGで、かわいいキャラクターデザインが特徴的です。画像引用:ネクソン今回、ネクソンは「メイプルストーリー・ユニバース」構想を発表しました。その目的は、メイプルストーリーを仮想通貨に対応させることです。第一弾として、「メイプルストーリー N」の公開が決まっており、順次合計4つの機能が公開されます。メイプルストーリー Nメイプルストーリー Nは、従来のオンラインゲームとは異なり、NFTを核としています。例えば、ゲーム内のキャラクターやアイテムが全てNFTとして発行され、プレイヤーはクエストなどを通じて獲得できます。課金アイテムの仕組みがなく、獲得したNFTをNFTマーケットプレイスで売却したり、あるいは買ったりできます。ネクソンは、このNFT取引に手数料を課すことで収益を上げる予定です。この手数料の大きさは、ユーザーの利用度によって変動し、ゲームへの貢献度が高いと有利な手数料水準で売買できます。MOD N「MOD N」は、クリエイターが自由に創作できる仕組みです。これは「サンドボックスプラットフォーム」と呼ばれ、人気ゲーム「ザ・サンドボックス(SAND)」などが採用しています。クリエイターは、MOD N内でミニゲームやデジタルアートを作成する際、メイプルストーリー NなどのNFTを活用可能です。そして、それを公開して収益を得ることもできます。メイプルストーリーN SDK独自NFT作成ツール「メイプルストーリーN SDK」も、実装予定です。このツールで作成されたNFTも、NFTマーケットプレイスで売買可能となる見込みです。また、独立した機能として公開されるため、他のサービスが終了しても継続的に利用可能です。メイプルストーリー Nモバイルその他の特徴として、モバイルとの連動性が高い点が挙げられます。メイプルストーリー NのNFTを移管してモバイルアプリを通じてゲームができるようになります。他のゲームと差別化これまでネクソンは、パソコンやモバイル向けのオンラインゲームを展開してきました。主なタイトルとしては、メイプルストーリーの他に、「アラド戦記」や「マギノビ」などを有しており、ゲーム業界の老舗です。しかし、NFTやPlay to Earnの流行などを受け、仮想通貨市場に積極的な動きを見せ始めています。Play to Earn(GameFi)Play to Earnとは、遊んでお金を稼ぐことを指します。すなわち、ブロックチェーンゲームで遊ぶと、NFTや独自仮想通貨などの報酬を得られます。最近では、Play to Earnから派生したMove to Earn(運動して稼ぐ)なども流行しつつあります。そして、Play to Earnへの参入に際し、他のゲームとの差別化を強く意識しています。従来のPlay to Earn(GameFi)は、稼ぐ面に注目が集まりました。その結果、低品質なゲームが溢れる結果となり、ユーザーに継続的に遊んでもらえない結果となりました。そこで、ブロックチェーンの特徴を生かし、ユーザーに継続的に遊んでもらえるゲームの開発を重視しています。大半のPlay to Earnゲームは短期間でユーザーが離れてしまい、トークン価格は暴落してきました。ネクソンは、この現状を打破しようとしています。ゲーム業界の進化に期待ネクソンは、仮想通貨市場での動きを加速させています。例えば、仮想通貨決済を導入しており、ビットコインやイーサリアム(ETH)、USDコイン(USDC)など、約10種類の仮想通貨を利用可能です。親会社NXCは、ビットスタンプやコルビットなどの大手取引所を所有しています。その親会社の方針もあり、ネクソンは仮想通貨をエコシステムに取り込み始めています。メイプルストーリー・ユニバースが成功すれば、ネクソンはPlay to Earnゲームをさらに開発する可能性もあるでしょう。仮想通貨市場では、メイプルストーリーだけでなく、人気タイトルが続々と登場しています。例えば、「元素騎士オンライン-META WORLD-」は、NFTや仮想通貨などを採用しています。このような流れを受けて、スクウェア・エニックスなどの大手ゲーム会社も、将来的なブロックチェーンやNFTへの対応を示唆しています。ネクソンは、早い段階で仮想通貨市場に関心を示しました。次は、どの企業がゲーム業界から参入してくるでしょうか。メイプルストーリーに続くタイトルに注目です。

2022.06.13 (FXブローカーを見極めるための方法 月) 20:30

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2022.06.FXブローカーを見極めるための方法 13 (月) 20:00

イーサリアム(ETH)のPoS移行を促進するディフィカルティボムのリスクが高まる

現在のイーサリアム(ETH)は、送金速度が低いという問題を抱えています。そこで、より効率的なブロックチェーンへの転換を目指して、ETH2.0の開発が進められています。ETH2.0はブロック生成方式としてPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しているのが特徴で、省電力で高い送金能力が実現すると期待されています。2022年、ETH2.0への完全移行が近づいてきました。しかし同時に、ディフィカルティボム問題も現実味を帯びてきています。すなわち、既に送金速度低下の兆候が出ています。目次[非表示]ディフィカルティボムとは開発の遅れとディフィカルティボムETH2.0開発状況(2022年6月)ETHの送金速度の推移ETH2.0への移行は最終局面へ?ディフィカルティボムとはディフィカルティボムとは、イーサリアムブロックチェーンのマイニング難易度を意図的に大幅上昇させるプログラムです。これが実行されるとマイニング難易度が徐々に高まり、ネットワークに参加するマイナーの収益を圧迫します。現行のイーサリアムは、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)を採用しています。すなわち、マイニング難易度が上昇すると、ブロックを生成するための消費電力やコンピュータリソースが増加します。その結果、マイナーは利益を得づらくなります。マイニング難易度が極端に上昇すれば、あまりにコストが大きくなるため、誰もマイニングしなくなると想定されています。この仕組みが採用された理由は、ETH2.0移行後に従来のETHを確実に停止させるためです。ディフィカルティボムが発動してマイニング難易度が極端に上昇すると、従来のETHでマイニングしてもコストが高すぎて損します。結果として、マイナーは全員ETH2.0に移行します。PoSに移行する必要性イーサリアムは、手数料の高騰や取引の遅延などに苦しめられています。PoSへの移行は、その解決策のひとつだと考えられています。ETH2.0はPoSを採用しており、その送金能力は、現行の1秒あたり約15件から最大10万件にまで向上すると見込まれています。開発の遅れとディフィカルティボムしかし、イーサリアムは開発が期待通りに進んでいません。このため、ディフィカルティボムの発動も先送りされてきました。過去の先送りを振り返りますと、以下の通りです。ムーア・グレイシャー(Muir Glacier)アップグレードで、ディフィカルティボム発動を400万ブロック(およそ611日間)延期しました。また、アロー・グレイシャー(Arrow Glacier)アップグレードで2022年6月まで延期しました。この先送りを実行するには、以下の手続きが必要です。すなわち、コミュニティに先送りを提案し、採用され、プログラムを作り、イーサリアムにそのプログラムを追加してハードフォークするという手続きです。時間も手間もかかりますし、ETH保有者に注意喚起しなければなりません。しかし、ETH2.0が公開される前にディフィカルティボムが本格的に実行されると、ブロックが作られなくなってETHの利用価値がなくなり、価格が暴落してしまいます。そこで、この先送り手続きは必須の作業です。ちなみに、ハードフォークとは、ブロックチェーンを分岐させて新しいブロックチェーンを作ることを指します(下図)。従来の利用者全員が新しいブロックチェーンに移行すれば、古いブロックチェーンは機能を事実上停止します。イーサリアムの歴史を振り返りますと、2015年にコミュニティが運営方針を巡って分裂し、イーサリアムクラシック(ETC)が誕生しました。ディフィカルティボムは、コミュニティの分裂を回避するのに役立ちます。ディフィカルティボムの存在意義ディフィカルティボムの存在意義には、もう一点、「開発の最終期限を設定する」という意味もあります。期限があると、それに向けて開発活動が活発になります。期限がないと、いつまでたっても開発が完了しないという事態もあり得ます。ETH2.0開発状況(2022年6月)なお、2022年6月、イーサリアム開発者のティム・ベイコ氏は、アップグレード「マージ」の開発は2022年6月までに完了しないと発言しています。また、迅速に開発を進めなければ、再びディフィカルティボムを延期する必要があると伝えています。一方、イーサリアム開発者のプレストン・ヴァン・ルーン氏は、もし全てが計画通りに上手く行った場合、2022年8月にマージが完了すると予想しています。その上で、ディフィカルティボムの予定を変更しなくても良いのなら、できるだけ早く開発完了を目指すべきだと言及しました。マージとはマージとは、イーサリアムにおける5段階アップグレードのひとつです。ETH2.0のテストネットワーク「ビーコンチェーン」とメインブロックチェーンを統合して、PoSを本格稼働させることを目的としています。ちなみに、マージの完了が2022年8月で、ディフィカルティボムの発動は2022年6月。すなわち、順調に開発が進んでも間に合いません。しかし、マイニング難易度は突然急上昇するのでなく、徐々に上昇します。よって、発動後まもなく開発が完了するなら、開発を優先するのが合理的な可能性があります。ベイコ氏やルーン氏の発言から、マージの開発は遅れていることがわかります。当記事執筆時点(2022年6月)においてディフィカルティボムの延期は決まっておらず、開発の遅れが拡大すると、送金が困難になると考えられます。実際、既にイーサリアムの送金速度は徐々に遅くなっており、ツイッター等で話題になっています。ETHの送金速度の推移下のグラフは、1つのブロックを作るのに必要な時間を示したものです。一番右を見ますと、わずかに時間が伸びている様子が分かります。すなわち、送金速度が少し遅くなっています。これは、過去の送金遅延に比べて小さな動きです。しかし、放置すると所要時間が大幅に伸びることは明らかなため、わずかな動きでもユーザーは敏感になっています。画像引用:EtherscanETH2.0への移行は最終局面へ?ETH2.0への移行は、最終局面を迎えています。そして、マージの開発とディフィカルティボムは、ETH価格に影響を与えます。そこで、ETHを保有している場合は、価格推移と併せてこれら2つの動向にも注目するのが良さそうです。また、イーサリアムの問題が大きくなると、イーサリアムキラーとして期待されている仮想通貨にも影響があるかもしれません。こちらも注目できます。

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