2022年7月10日 FXの証拠金とは?レバレッジや証拠金維持率・ロスカットとの関係を初心者向けにわかりやすく解説
ドル円の底堅さは揺るがないか、米雇用統計を受けた上昇シナリオと注目ポイントは
-ドル円の底堅さは揺るがないか、米雇用統計を受けた上昇シナリオと注目ポイントは-
本日のイベントは、日貿易収支、欧ラガルドECB総裁発言、加失業率/新規雇用者数、米雇用統計/NY連銀総裁発言が予定されています。
いよいよ6月米雇用統計を迎えます。非農業部門雇用者数の市場コンセンサスは現時点で+24.0万人で、前回からは大幅な鈍化が見込まれています。米景気後退への懸念が強まっている渦中、仮に雇用者数が前月+39.0万人近くまで上振れるようであれば、一旦のリスクセンチメント改善、足元のリスクオフ巻き戻しでドル円上昇の展開は想定されます。これが最もポジティブなシナリオといえそうですが、ある程度予想内であれば、雇用者数での反応は限定的かもしれません。 FXにおけるレバレッジとは
対して、6日のFOMC議事要旨では、「経済の減速を招くとしても、政策金利を長期にわたって引き上げ続ける必要がある」、「高いインフレ圧力が続くようであれば、さらに抑制的なスタンスが適切となり得る」との見解が示されました。したがって、インフレ動向や9月の0.75%利上げの可能性も含めた引き締め軌道を探る上では、平均時給や失業率の内容、それを受けた市場の反応を見極めていきたいです。平均時給はについては前年同月比では前回から低下の予想ながら、仮に予想上振れで失業率もパウエル議長が示す4%水準の内側に収まるようであれば、大幅な引き締め路線継続から長期金利上昇・ドル買いで反応する展開は想定されます。また、この場合や雇用者数の下振れとなれば、リセッション懸念拡大に繋がる可能性はありますが、リスク回避のドル買い需要も当然想定されるため、総じてドル円は底堅く推移するとみています。一方で、ユーロドルについてはどのシナリオに転んでも上値圧力となる可能性、パリティ(1.00ドル)割れの展開も含めダウンサイドリスクを考慮しておきたいです。
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レバレッジとは?
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【図解あり】FXのレバレッジとは?わかりやすく簡単に解説
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FXにおけるレバレッジとは
FXにおける レバレッジとは、担保となる証拠金を元手に証拠金の何倍もの金額の取引ができる仕組み のことを言います。
これに対してレバレッジを効かせたFX取引では、この10万円を元手に、何倍もの規模の取引ができるようになります。
証拠金の何倍の取引ができるかという倍率のことを レバレッジ倍率 といい、この倍率は国内FXであれば最大で25倍まで選択することができます。
FXではレバレッジをかけることによって、 限られた資金をより効率的に利用し、投資効果を格段に上げることができます。
ただし FXにおけるレバレッジとは レバレッジ倍率を上げれば、取引のリスクも相対的に増大する ことを忘れてはいけません。レバレッジ倍率25倍の取引であれば、儲けも25倍になりますが、損失も25倍になるということです。
1.レバレッジとは?
1-1.レバレッジはテコの原理を利用して大きな資金を動かす
冒頭でお伝えした通りレバレッジとは担保となる証拠金の金額を超えて、規模の大きな取引ができる仕組みのことです。
このレバレッジの仕組みは、よく「テコの原理」を利用して説明されます。
そもそもレバレッジという言葉は「てこ(梃子)」を意味する「レバー」が語源で、 レバレッジ「Leverage」はテコの原理そのものを指す英語の単語 です。
つまりレバレッジは 担保となる証拠金の力を何倍にも増幅し、少ない資金でより効率的な投資を実解する仕組み なのです。
1-2.国内FXの最大レバレッジ倍率は25倍・海外FXなら制限なし!
レバレッジ倍率 | |
---|---|
国内FX | 最大25倍 |
海外FX | 制限なし 最大1000倍〜5000倍 |
レバレッジ規制は2010年に投資家保護の目的で導入された制度です。後に「3.FXにおけるレバレッジとは レバレッジのデメリット」でも詳しく解説していますが、レバレッジをかけることには当然リスクも存在し、 レバレッジ倍率が高ければ高いほど、そのリスクも倍増 します。
例えばレバレッジ10倍の取引を行えば、利益が出た場合は10倍の利益になりますが、当然、損失が出た場合、その損失の金額も10倍になります。
これに対して海外FXにはレバレッジ倍率に制限がありません。
海外FX業者は国内FX業者とは違い、海外に事務所を置く海外の業者であるため、日本の国内法に縛られることなく、自らレバレッジ倍率を倍率を自由に決定することができるためです。
このため海外FX業者は、多くの顧客を獲得するために、競ってレバレッジ倍率を高く設定します。レバレッジ倍率が上がれば上がるほど、少額の資金で一攫千金を狙うことができるため、トレーダーには人気が高いためです。
もちろんレバレッジ倍率1000倍であればリスクも1000倍になります。ただし海外FXにはゼロカット システムというリスクをヘッジできる仕組みが用意されており、損失を限定できるよう配慮されています。これについては「5.海外FXならハイレバレッジ取引を安全に行うことができる」でも詳しくお伝えしますので、興味のある方は是非ご確認ください。
1-3.レバレッジの計算方法
(取引通貨の価格 × 取引数量)÷ 証拠金額 = レバレッジ倍率
(100円(取引通貨の価格) × 2000(取引数量)÷ 10000円(証拠金) = 20(レバレッジ倍率)
となり、この取引におけるレバレッジ倍率は20倍ということになります。
証拠金額 × レバレッジ倍率 = 最大取引量
10000円(証拠金) × 25倍(レバレッジ倍率) = 250万円(最大取引量)
希望する取引額 FXにおけるレバレッジとは FXにおけるレバレッジとは FXにおけるレバレッジとは ÷ レバレッジ倍率 = 必要証拠金
100万円(希望する取引額) ÷ FXにおけるレバレッジとは 25倍(レバレッジ倍率) = 4万円(必要証拠金)
2.レバレッジのメリット
2-1.資金を効率的に運用できる
レバレッジの最も大きな特徴は、証拠金の金額より大きな金額の取引ができるということです。 同じ資金の取引で利益を何倍にもできる ということを意味します。
つまり極めて効率的に投資を行うことができるというわけです。
2-2.少ない資金で取引が可能
資金効率を上げることができることによって、 少額でも十分に利益を上げる投資を行うことができる 環境が作られます。
つまりレバレッジによって少ない資産でも十分に利益を上げる投資を実現できるというわけです。
FXは誰でもすぐに始めることができる
これに対してFX取引は、レバレッジを効かせることで、実際の資金の何倍もの取引ができるため、少額での投資でも十分に利益を上げることができる環境が整えられています。
特に少額から始められるサービスについては各社が力を入れ始めており、なんと100円から取引を始めることができる業者も存在します。
この点からもFX取引は、最も敷居が低く始めやすい投資手法の一つであると言えます。
3.レバレッジのデメリット
3-1.倍率に応じて損失のリスクも拡大する
最も大きいリスクは FXにおけるレバレッジとは レバレッジ倍率の高さによって、取引のリスクも増大する という点です。
レバレッジがかかることによって取引の利益が倍増する状況では当然ですが、損失も同様に倍増します。「2-1.資金を効率的に運用できる」で示した図は、そのまま損失のケースにも当てはまります。
3-2.追証の危険性がある
さらにレバレッジを利かせた取引を行う際に忘れてはいけないデメリットとして、 追証の問題 があります。
追証とは 追加証拠金 のことで、 損失によって証拠金が目減りした際に、追加で入金しなくてはいけない証拠金 のことを言います。
その取引を維持するために最低限必要な証拠金の金額の事を必要証拠金と言います。取引を行う際は、口座に入金されている証拠金が、取引に必要な必要証拠金の金額を常に上回っている必要があります。
またこの必要証拠金をもとに、 証拠金維持率 が算出されます。証拠金維持率とは、証拠金額全体にしめる取引を行っているポジションの必要証拠金の割合のことです。
100万円 ÷ 25倍(レバレッジ倍率)=4万円
10万円(証拠金総額)÷ 4万円(必要証拠金)× 100(%)= 250%
ただし、証拠金の金額は未決済のポジションの損益によって常に変動しているという点を忘れてはいけません。
10万円 - 8万円 = 2万円
2万円(証拠金総額)÷ 4万円(必要証拠金)× 100(%)= 50%
ということになるため、証拠金維持率を100%に回復するための追証が発生してしまうことになります。
レバレッジ倍率を極端に恐れる必要はない
レバレッジ倍率は高ければ高いほど取引のリスクが増すことについてはお伝えしましたが、レバレッジの高さを過度に心配する必要はありません。
ハイレバレッジ取引のリスクは同じ証拠金で取引の規模が大きくなるという点にあります。
これは反対に言えば、取引の規模を適切に保てば、レバレッジ倍率にかかわらずリスクを低く抑えることができるということでもあります。
次章でさらに詳しく解説していますが、FXのリスクを考える上で大切なのは、レバレッジの倍率自体ではなく、レバレッジと取引金額との関係であるということです。
4.レバレッジを効かせた取引で注意すべき3つのポイント
4-1.初心者は低めのレバレッジ倍率での取引を心がける
特にFX初心者の場合、高いレバレッジの取引はリスクが大きいと言えます。 出来るだけ低いレバレッジから始め、取引に慣れたところでゆっくりとレバレッジ倍率を上げていくこと がオススメです。
このため特に初心者の場合は、低いレバレッジで取引の経験を重ねることをお勧めします。国内FXであれば始めは5倍程度のレバレッジからゆっくりと始めるのがいいでしょう。
4-2.無理のない取引の規模を保つ
レバレッジの高さと同様に取引における リスクを増大させないために注意すべきポイントは取引金額 です。
FX取引ではレバレッジを低く設定しても、取引の規模が大きくなれば、やはりリスクは増大します。
250万円(取引規模)÷ 5(レバレッジ倍率)=50万円
となり、この場合の必要証拠金は50万円ですが、
250万円(取引規模)÷ 25(レバレッジ倍率)=10万円
この場合、必要証拠金はなんと10万円にすぎません。
つまりレバレッジ倍率が高ければ高いほど、証拠金は少なくて済むということです。必要証拠金が多ければ多いほど、口座にある証拠金に余裕がなくなるため、取引のリスクを下げる要素にもなります。
レバレッジを下げたところで取引規模を大きくしてしまっては、取引のリスクはむしろ大きくなる というわけです。
特に初心者のうちはできるだけ少額のトレードを心がけ、ゆっくりと経験を積むのがいいでしょう。
4-3.証拠金維持率に気をつける
安全なFX取引を行う上で、最も大切になる指標の一つに証拠金維持率があります。
証拠金維持率は、「3-2.追証の危険性がある」でもお伝えした通り、必要証拠金に対する証拠金額の割合のことです。
特に初心者が国内FXトレードを行う場合、 短期トレードであれば証拠金維持率300%、長期のトレードであれば1000%以上 FXにおけるレバレッジとは を維持することをお勧めします。
これに対してレバレッジ倍率が硬い取引の場合、必要証拠金額は低く抑えることができますが、損益による証拠金の変動幅は大きくなるため、証拠金維持率もより過激に変動することになります。
もちろん証拠金維持率が一定の割合を下回れば、ロスカット(強制決済)が発動し、場合によっては追証が発生する可能性もありえます。この意味でも証拠金維持率に注意を払うことはレバレッジをかけてトレードを行うFX取引の基本と言えるでしょう。
5.海外FXならハイレバレッジ取引を安全に行うことができる
ここまで国内FXを中心にレバレッジについて解説してきましたが、レバレッジを効かせたトレードということであれば、実は海外FXのほうが多くの点でオススメなのです。
レバレッジ倍率の高い海外FXは、国内FXと比べるとたいへんリスクが高い取引を強いられるのではないかと思う方も多いかもしれませんが、取引におけるリスクは、実は大変低く抑えられています。
海外FXは 高いレバレッジの取引環境 を提供する一方、 追証の発生を防ぐゼロカットシステム を導入することで、リスクを抑えて安全にハイレバレッジ取引ができる環境を実現しているのです。
5-1.国内FXに比べて格段に高いレバレッジ倍率
国内FX | 海外FX |
---|---|
レバレッジ倍率は 国内法により25倍 に規制されている | 国内法に縛られないため倍率を自由に設定できる最大1000〜5000倍 |
国内FXでは、レバレッジの倍率は25倍に規制されているのに対して、倍率を自由に設定できる FXにおけるレバレッジとは 海外FXの場合は最大で1000〜5000倍 という国内FXでは考えられないハイレバレッジ取引を行うことができます。
5-2.ゼロカットシステムがハイレバレッジ取引をサポート
海外FXのもう一つの特徴的なサービスは ゼロカットシステム です。こちらも国内FXにはない、海外FX独自のサービスと言えます。
ゼロカットシステムとは、一言で言うと国内FXなどで発生する可能性がある 追証を帳消しにしてくれるサービス のことです。
このため、ゼロカットシステムを採用する海外FX業者では 事実上追証が発生することもありません。
実際、このゼロカットシステムは、国内法で禁止されている「損失の補填」にあたるため、国内FX業者は絶対に採用することができません。
そしてこの ゼロカットシステムの最も大きなメリットは、ハイレバレッジ取引の危険性を取り除く ということです。
このリスクに対応するのがゼロカットシステムです。ゼロカットシステムであれば 証拠金以上の損失は絶対に発生しない ため、レバレッジ倍率1000倍以上の取引も、損失をあらかじめ入金した証拠金の範囲に限定することによって、リスクを最小限に保ちます。
まとめ
FXにおける レバレッジとは、担保となる証拠金を元手に証拠金の何倍もの金額の取引ができる仕組み のことを言います。
レバレッジという言葉は「てこ(梃子)」を意味する「レバー」が語源で、 レバレッジ「Leverage」はテコの原理そのものを指す英語の単語 です。つまりレバレッジとは、テコの原理によって証拠金を大きくし、運用の効率を上げるための仕組みであるということです。
・資金を効率的に運用できる
・少ない資金で取引が可能
・倍率に応じて損失のリスクも拡大する
・追証の危険性がある
つまりレバレッジは資金効率をあげ、トレーダーにたいへん大きな利益を生む効果がありますが、それと同様に損失のリスクも大きくなり、その両面を冷静にとらえる必要があるという点を忘れてはいけません。
ページ後半では、このようなレバレッジを有効に活用し、安全に取引をする上で注意するポイントとして、以下の3点について詳しく解説しました。
海外FXでは、国内FXでは考えられない高いレバレッジ倍率を維持しつつ、追証の発生を防ぐゼロカットシステムを採用することで、ハイレバレッジ取引を安全に行うとりひきかんきょうが整備されています。
日本人利用者No1のXM Trading(XMトレーディング)
おすすめ度 ★★★★★
日本でも認知度も人気度も一番高い海外FX業者です。XMは世界に70万人以上の顧客を持つグローバルな海外 FX業者です。従業員数も180名を超え、日本人スタッフも15名以上在籍しています。
日本語サポートも充実しており、チャットでサポート対応もしてくれます。そういった経緯から現在日本人利用者が最も多い業者で、初心者から上級者まで幅広い層から定評がある会社です。
どこに口座開設をしようかな?と悩んでいる人はまず手始めにXMをおすすめします。
編集長 櫻井
大学卒業後就職するも半年で会社が倒産。就職先が無くIT業界に入りたくてひたすら1年間勉強とバイトをして会社を立ち上げる。順調に成長していたが大きな案件でトラブルを抱え2000万の案件が無くなり全力を注いでたため資金ショート。会社を畳む。 経験を生かしIT会社に就職。そこの先輩のすすめで株をやるがリーマンショックが絡み見事に失敗。その後自身のトレードノウハウをコツコツと身につけ、FXだけで生活できるレベルまでトレーダーとして成長。 FXにおけるレバレッジとは IT会社から転職し海外FX徹底比較ドットコムのサイト立ち上げに参加。 現在は編集長として記事の正確性や信頼性のチェックを主な仕事にしている。 座右の銘は「負けていても収入がプラスになるトレーダーでいる事」 (FXトレード暦:10年・国内、海外株取引:7年)
FXのレバレッジにおけるメリット・リスク・注意点を徹底解説!低倍率から始めるのがおすすめ
FXのレバレッジを活用すれば、 少ない元金で大きな取引が行える ようになります。
例えば10万円の元金がある場合、本来の取引では10万円分の取引しかできません。しかしレバレッジを25倍掛けた場合、元金10万円に対して2,500万円の取引ができるようになります。
つまりレバレッジを上手に活用すれば、元金が少なくても大きな利益を手にできる可能性があるのです。
その一方でレバレッジにより大きな損失を被るリスクがあることも理解しておきましょう。
最大25倍の規制あり
「日本国内におけるレバレッジ取引の倍率は最大25倍まで」 と金融庁から決められています。
25倍以上の高倍率でレバレッジ取引をしたい場合は、海外のFX口座を利用する必要があります。
FXのレバレッジの計算方法
FXでレバレッジを掛けて取引するメリット
- 大きなリターンを狙える
- 取引に必要な金額が少なめで済む
大きなリターンを狙える
レバレッジ取引を行えば、 大きなリターンを狙える可能性があります。
例えば米ドル円を1ドル100円で100万円分(1万通貨)の取引をした場合、102円に値上がりしたら利益は2万円です。
これをレバレッジ25倍で取引すると、利益も25倍の50万円にまで上がります。 FXにおけるレバレッジとは
すると、100万円の元金で50万円の利益を生み出せたことになります。レバレッジを効かせると、従来の資産運用では考えられないくらい利回りの良い取引ができます。
最小限の労力で大きなリターンを狙いたい方に、レバレッジ取引がおすすめです。ここぞという勝負どころのタイミングでレバレッジ取引を活用しましょう。
取引に必要な金額が少なめで済む
レバレッジには 取引に必要な金額が少なめで済む メリットがあることも見逃せません。
FX取引でよくある問題に「FX口座の最低取引通貨量が高くて取引ができない」ことが挙げられますが、実はレバレッジを掛ければ簡単に解決できます。
FX口座の多くは最低取引通貨量に1,000通貨と定めていますが、レバレッジ25倍を掛ければ、単純計算で40通貨分の金額さえあれば取引を始められます。
40通貨相当の金額は米ドル円で4,392円、ユーロ円で5,137円程度※です。このぐらいの金額であれば始められそうと感じる投資家も多いのではないでしょうか。
ただし投資資金に余裕がないからレバレッジをかけるという考え方には注意が必要です。
レバレッジを大きくかけると、その分損をしたときにかかる資金負担も大きくなります。
このため、手持ち資金に余裕がない人はレバレッジを大きくかけるのではなく、最低取引通貨量が少ないFX口座を選ぶことを心がけるようにしましょう。
FXでレバレッジを掛けて取引するデメリット
- 多額の損失を被る可能性がある
- ロスカットされやすくなる
多額の損失を被る可能性がある
レバレッジを掛けた取引で マイナスになった場合、多額の損失を被る可能性がある ことがデメリットの一つです。
メリットの項で挙げたようにレバレッジは大きな利益を狙える可能性がある一方で、それと同じくらいの損失を被る危険性も伴います。
例えば米ドル円を1ドル100円で100万円分(1万通貨)の取引をした場合、99円に値下がりしたら損失は1万円です。しかしこれがレバレッジ25倍で取引していた場合、損失も25万円になってしまいます。
実際には後述するロスカット制度が発動することで計算よりも損失額を低く抑えられる可能性もありますが、それでも大きくマイナスになってしまうのです。
損失額が大きければ借金を背負ってしまうこともあります。
ロスカットされやすくなる
レバレッジ取引では ロスカットが発動しやすくなること も、デメリットとして挙げられます。
ロスカットとは一定基準以上の損失額を出したときに強制的にポジションを確定させる制度で、投資家を守るために設けられています。
レバレッジ取引を行うと微小なチャートの変動でも取引額が大きく動いてしまうので、マイナスに働いたときにはロスカットがされやすくなるのです。
そのためレバレッジ取引を行う際はロスカットが発動しやすくなることを考慮した上で、行うようにしましょう。
ロスカットについては、以下記事でもまとめていますので興味のある方はご覧ください。
2022年7月10日 FXの証拠金とは?レバレッジや証拠金維持率・ロスカットとの関係を初心者向けにわかりやすく解説
FXでレバレッジ取引をする際の注意点
- 証拠金を多めに預けておく
- ポジションは持ち過ぎないこと
証拠金を多めに預けておく
レバレッジ取引を行う際は、 証拠金を多めに預けておきましょう。
証拠金が少ない状態でレバレッジ取引を行ってしまうと、ロスカットが発動しやすくなります。
ロスカット自体は投資家を損失から守る制度なので悪いものではありませんが、取引内容によってはそれが足を引っ張ってしまうケースも多々あります。
理想の取引を実現するためにはロスカットの発動を最小限に抑える必要があります。証拠金を多めに預けておいて、余計な場面でロスカットが発動しないように気をつけましょう。 FXにおけるレバレッジとは
ポジションは持ち過ぎないこと
取引を開始してからポジションを持ち過ぎない ことも、レバレッジ取引を行う上では重要です。
ポジションを持ちすぎてしまうと損失が大きくなってしまい、ロスカット発動につながる可能性が高くなります。 FXにおけるレバレッジとは
またポジションを週末に持ち越してしまった場合は、暴落してもロスカットが発動せず、大損失に見舞われてしまうケースもあります。
そのためFXでレバレッジ取引を行う際はポジションを持ち過ぎることなく、早めに見切りをつけて取引を行うのがおすすめです。
FX初心者はレバレッジを掛けるべきか
FX初心者のうちはリスクの高いレバレッジ取引を行うべきか否か迷うところですよね。
結論としては初心者のうちはレバレッジを掛けない取引がおすすめです。
初心者の方がレバレッジ取引にあたって押さえておきたいポイントは以下の2つです。
- 初心者は1倍取引がおすすめ
- 取引に慣れてきたら低倍率から掛けてみる
初心者は1倍取引がおすすめ
初心者のうちは1倍取引、つまりレバレッジを掛けないのがおすすめ です。
まず初心者はマイナス取引が多くなるため、レバレッジを掛けなくても損失をたたき出しやすいものです。そんな中でレバレッジを掛けてしまうと大きい損失額を被ってしまいます。
そして多くの初心者は多額の損失への耐性が無いため、耐えられない人はFXからフェードアウトしてしまうでしょう。
FXで勝てる取引をするためにはどうしても時間が掛かってしまいます。FXで最終的に勝てる取引をするために、損失額が大きいレバレッジを行う必要はありません。
初心者のうちは1倍取引で地道に経験値を積み上げ、少しでも利益を上げられる取引を目指していきましょう。
取引に慣れてきたら低倍率から掛けてみる
FX取引に慣れてきたらレバレッジに挑戦してみても良いですが、 最初のうちは低倍率から始めてみましょう。
低倍率で行えばマイナスになったとしても損失額は抑えられるので、安心して取引ができます。
低倍率である程度勝てるようになってきたら徐々に倍率を上げていき、最終的に25倍のレバレッジにチャレンジしてみましょう。
なおFX口座の多くはレバレッジ25倍固定となっており、倍率の変更ができません。そのため初心者でレバレッジ取引に関心のある方は、倍率を変更できるFX口座を選びましょう。
松井証券FXであれば25倍だけでなく5倍・10倍と複数の倍率から選択できます。以下の記事で松井証券FXについて解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
FXのレバレッジに関するよくある質問
- 最大25倍掛けて取引した場合に必要な金額は?
- レバレッジを掛けて借金を背負う可能性はある?
- レバレッジは自由に倍率を調整できる?
- 海外の業者を利用すればレバレッジの倍率無制限で取引できるって本当?
- ロスカットって何のためにあるの?
最大25倍掛けて取引した場合に必要な金額は?
レバレッジを掛けなかった場合に比べてはるかに低い金額で取引が可能 です。
上記の表に相当する金額を用意しておけば取引は可能ですが、実際には損失を出したときに対処しきれないことがあります。
そのため損失時に備えて、ゆとりのある金額をあらかじめ用意しておくのがおすすめです。
レバレッジを掛けて借金を背負う可能性はある?
レバレッジを掛けたことで 借金を背負う可能性は十分にあります。 実際にFXで借金を背負ってしまう事例はほぼすべてレバレッジによるものです。
FXにおける借金は損失額が証拠金を上回ったときに発生します。
借金を背負わないための方法は以下の2つです。
- 証拠金を多めに持っておく
- 低倍率のレバレッジで取引を行う
高倍率のレバレッジで取引してしまうと、知らないうちにリスク許容度をオーバーして借金を背負うことになってしまいます。
レバレッジは自由に倍率を調整できる?
レバレッジの倍率は 多くのFX口座で25倍固定、調整できるとしても数少ない選択肢の中から選ぶことになる のが現状です。
25倍固定の場合は「掛けない(1倍)」もしくは「最高倍率(25倍)」の二択になります。FX口座によっては25倍以外の倍率も選択できますが、多くても3,4つ程度しか選択肢が用意されていません。
低倍率のレバレッジで取引したい方は、倍率を選択できるFX口座を選ぶようにしましょう。
レバレッジの倍率自体は選択肢が限られてしまいますが、「実効レバレッジ」であればご自身の手である程度自由に調整できます。
海外の業者を利用すればレバレッジの倍率無制限で取引できるって本当?
海外の業者であればレバレッジ倍率に制限が無い ので、25倍以上でも取引ができます。業者によっては100倍、1,000倍ものレバレッジで取引できることもあるそうです。
ただしレバレッジは倍率に比例してリスクが上がるだけでなく、海外業者を選ぶ時点で難易度が高いのでおすすめできません。
実際に海外の業者を利用することで「入金しても取引ができなかった」「サポートセンターに問い合わせしても対応してくれない」といったトラブルもよく聞きます。
海外の業者を選ぶ際は最低でも「金融ライセンスを持っていること」と「運用実績が長いこと」の2点を押さえておけば、トラブルに遭うリスクを大きく減らせるでしょう。
ロスカットって何のためにあるの?
ロスカットは 投資家を大きな損失から守るために設けられている制度 です。
各FX口座で決められたロスカット基準値を下回った場合に強制的にポジションを確定させることで、損失が大きくならないようにしてくれます。
その一方でロスカットがあることでFX運用が思うようにできないケースもあります。中長期にわたって確保し続ければ利益を上げられたのに、短期的なマイナスのせいでロスカットが発動してしまったというような場合です。
そのため長期的なポジション保持で利益を上げられるようになったのであれば、ロスカットの発動基準を下げてみるのもいいでしょう。
なおロスカットについては以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
2022年7月10日 FXの証拠金とは?レバレッジや証拠金維持率・ロスカットとの関係を初心者向けにわかりやすく解説 参考:ロスカット・ルールの整備・遵守の義務付け|一般社団法人金融先物取引業
レバレッジとは 小さな元金で大きな取引を行う手法のこと です。大きな利益を狙える可能性がある一方で、それと同じくらいの損失を被るリスクもある取引手法です。
国内のFX業者では最大で25倍での取引が認められていますが、初心者のうちは1倍もしくは低倍率での取引がおすすめです。
初心者のうちから高倍率で取引してしまうと大きな損失をたたき出し、借金を背負ってフェードアウトしてしまう可能性が高いです。
そのためレバレッジを利用する際は一定以上の経験値を積んで、「ここなら絶対に勝てる!」という勝負所で活用するようにしましょう。
レバレッジは失敗すれば借金を背負ってしまうくらい大損してしまうかもしれませんが、それと同じくらい大きな利益を得られる可能性があります。
ぜひ腕に自信のあるFX投資家は、リスク許容度に気をつけながらレバレッジ取引を行ってみましょう。
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