強制ロスカット
「FXってどうしたら破産するの?」
「破産する人ってどんな人?体験談が知りたい」
はじめに知っていただきたいのが、FXは破産の原因を理解し対策をすれば 破産しにくい投資 です。
破産の根本的な原因は、 生活費に手を出したり借金をしてしまう心の弱さ で、実はトレードの負けが直接破産の原因になるケースは少ないのです。
この記事では、破産経験者の体験談から破産する人の特徴を解説しています。
・FXで破産してしまう根本的原因?
・FXで破産する人の特徴
・FXで破産した人の体験談
・破産体験者から学ぶ破産する原因としないための対策
・破産してしまった時にとるべき行動
・破産しない魔法の指標「バルサラの破産確率」の使い方
FXってどうしたら破産するの?
A.破産とは、会社または個人(債務者)が、債務超過や支払不能に陥ったときに、裁判所が債務者の財産を処分し、これをすべての債権者に平等に配当して公平な清算を図ると共に、債務者の経済生活の再生を図ることを目的とする手続です。 破産の申立は、債権者あるいは債務者自身もでき、後者を「自己破産」と呼びます。
【引用元: 京都第一法律事務所:「破産」とは、どんな手続きですか? 】
要約すると裁判所が破産者の借金を免責する制度です。
借金は免責になりますが、破産するとブラックリストにのったりと多くの社会的デメリットを受けるため、絶対に使うべきではありません。
トレードの失敗が直接破産につながるイメージが強いですが、FXで破産する根本原因は心の弱さです。
FXの損失する仕組み
FXは2カ国の通貨の 為替差益 を狙う投資で、例えば上の図解のように米ドル/円 = 100円の時に10ドル買って、米ドル/円 = 110円の時に売れば100円の利益がでます。
【為替差益で利益を得る例】
・米ドル/円 = 100円の時に1,000円でドル買う
1,000円 ÷ 100円 = 10ドル
・米ドル/円 = 110円の時に10ドル売る
110円 × 10ドル = 1,100円
・利益
1,100円 - 1,000円 = 100円
このように取り扱う通貨量が多くなると負けた時の損失が大きくなるのが為替差益の特徴です。
口座資金以上の損失はロスカットによって守られている
FXには ロスカット という口座資金を守る仕組みが存在します。
ロスカットは取引で証拠金維持率が一定水準以上の損失が発生した場合に、さらなる損失拡大を防ぐため保有ポジションを強制的に決済する仕組みです。
【証拠金維持率とは?】
証拠金維持率は必要証拠金に対する有効証拠金の割合で、数字が大きいほど安全で、小さいとロスカットの危険性が高くなります。
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
2,500% (証拠金維持率) = 1,000,強制ロスカット 000(有効証拠金) ÷ 40,000円(必要証拠金) × 100
【ロスカット水準別損失額比較】
ロスカット水準 | ロスカット執行レート | 損失額 | ロスカット後の証拠金 |
100% | 99.00円 | 1万円 | 4万円 |
50% | 97.00円 | 3万円 | 2万円 |
なし | 95.00円 | 5万円 | 0円 |
このようにロスカットという仕組みがある以上、FXの負けが破産に直結しにくいのは理解して頂けたかと思います。
生活費や消費者金融に手を出すことが破産へつながる
答えはシンプルで、 生活費に手を出し借金をしてFXをするから です。
FXで破産する人のほとんどはトレードそのものではなく、トレーダーの意思で借金をして破産します。
つまり、自分自身をコントロールできれば破産することはないのです。
FXによる破産で人生終わった人の体験談
・借金して軍資金を調達後に破産
・スワップ天国から地獄へ
借金して軍資金を調達後に破産
投資を始めた頃は、株式投資で順調に利益をあげていました。
そこで、より大きく稼ぎたいと考え高レバレッジで取引できるFXで取引を開始、さらに借金をして軍資金まで調達しています。
高いレバレッジをかけていたことで、大きな損失となりFX会社からは追加の証拠金(追証)の入金を求められ借金して補填します。
それでも、損失は拡大し必要な追証を用意できず全ての取引はロスカットによる強制決済となり、最終的に1,000万円の借金を背負ってしまいました。
【破産につながったポイント】
・勝っていたので調子に乗って借金して軍資金を増やした。
・高レバレッジをかけてしまった。
・負けを認めず追証でさらに借金を増やしてしまった。
スワップ天国から地獄へ
オーストラリアドルと南アフリカランドで運用し、1日だけで2万円ほどの利益を得られて「電卓で20000×365=を叩いて、俺年収730万だよ!」とニヤニヤしていました。
しかし、幸運な時間も束の間、相場は大暴落し為替差益による損失で全ての取引はロスカットで強制決済、さらに追証まで求められ1,340万円の借金を背負うことになってしまいました。
【破産につながったポイント】
・目先の利益に目がくらんで、高スワップのリスクを勉強せずにスワップポイントに手を出してしまった。
FXで破産する人の4つの特徴
①ギャンブル気質な人
②感情的になりやすい人
③自制心が弱い人
④勉強をおこたる人
①ギャンブル気質な人
ギャンブル気質な人は破産の危険性が高いです。
なぜなら、FXはハイリスクハイリターンの投資ができてしまうからです。
FXは極論上がるか下がるかの2択で、50%の確率で予測が当たる可能性があり、さらにレバレッジという資金力を数十倍まで上乗せしてトレードできる仕組みもあります。
②感情的になりやすい人
続いての破産する人の特徴は 感情的になりやすい人 です。
FXは論理的な分析に基づいて冷静にトレードするのが大前提で、感情は正常なトレードの妨げになります。
例えば、「なんでいつも思い通りにならないんだ」「負けを取り戻したい」といった感情で、カッとなってトレードしてしまう人です。
③自制心が弱い人
自制心が弱い人は破産になりやすいです。
理由は、自制心が弱いと破産への第一歩である生活費に手を出しやすいからです。
④勉強をおこたる人
勉強をせずにFXに挑む人も破産しやすい傾向があります。
なぜなら、知識があれば防げる大損失があるからです。
FXで負けてしまう原因5選
【FXで負けてしまう5つの原因】
①損切りができない
②資金管理できていない
③根拠を持ってトレードしていない
④高いスワップポイントを狙う
⑤ビギナーズラックで勘違い
①損切りができない
FX最大の負ける原因が、 損切り注文が徹底できていない です。
理由は、「いつか好転するだろう」「含み損が大きすぎるから相場が回復するまで待とう」といった希望的観測から損失を拡大させてしまうからです。
事実「損切りできなかった」は 金融先物取引業協会の損失原因調査 で損失原因の第1位となっています。
②資金管理できていない
資金管理とは1回のトレードに使う金額を管理することで、 投資金の管理をおこたると大損失につながります。
なぜなら、FXは1回のトレードで全投資金を失う可能性がある投資だからです。
③根拠を持ってトレードしていない
根拠が薄いトレード をしていると負けやすいです。
根拠が薄いとは、分析をせずに「なんとなく上がりそう」「さっきは下がったから次は買いだ」といったギャンブルのようなトレードです。
強制ロスカット 金融先物取引業協会の調査 では「根拠が薄いトレード」は敗因の第2位となっています。
FXトレードは、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析に基づいて勝てる見込みを持ってトレードするのが大前提です。
④高いスワップポイントを狙う
高スワップポイント目的のトレード は、大損失の可能性を秘めています。
なぜなら、為替差益で負けた時のリスクが大きいからです。
⑤ビギナーズラックで勘違い
FX失敗あるあるで代表的なのが、 ビギナーズラック で勝ったことを自分の実力だと思い込んでしまうパターンです。
先述したとおり、FXは極論上がるか下がるかの二択なので、初心者でも勝つ可能性がある投資です。
敗因から学ぶ破産を防ぐたった5つの資産防衛策
①絶対に生活費に手を出さない
②損切りを徹底する
③資金管理の徹底する
④分析に基づく根拠のあるトレードをする
⑤高スワップ通貨ペアを避ける
①絶対に生活費に手を出さない
絶対に生活費には手を出さないでください!
一度生活費に手を出すことは、破産への第一歩だからです。
【破産までの流れ】
①口座資金がなくなる
②取り返したいから生活費に手を出す
③生活費がなくなる
④生活費を取り戻すために借金する
⑤借りた資金がなくなる
⑥限度額まで借金する
⑦借金する手段がなくなる
⑧破産
②損切りを徹底する
損切りの徹底は必須です!
なぜなら、「損切りできない」は破産に直結する敗因だからです。
損切りできない人は、「すぐ戻ってくる」「来週あたりには戻ってくるだろう」など根拠のない感情が勝ってしまいます。
私自身も根拠のない「そのうち予測通りになる」を信じて痛い目に合ってきました。
③資金管理の徹底する
資金管理を徹底して1回あたりの投資額を決めましょう。
目的は1回あたりの投資額を一定の割合に保ち、トレード回数を確保するためです。
おすすめは1トレードの投資金を全投資金の2%に設定する「2%ルール」です。
④分析に基づく根拠のあるトレードをする
トレードする際は必ず勝てる根拠を持ちましょう。
根拠がないトレードは、上がるか下がるか2択のギャンブルと同じだからです。
⑤高スワップ通貨ペアを避ける
高スワップポイントの通貨ペアは避けてトレードしましょう。
理由は、高スワップポイント通貨ペアの為替相場は不安定だからです。
実際に破産したらどうすればいいの?
弁護士に相談するのが一番です。
ちなみに、実際に破産と判断するのは裁判所なので、まずは 弁護士に破産手続きが通る目処があるのか判断してもらいましょう。
自己破産費用の相場
自己破産した時の費用相場は 80万円から130万円 です。
【自己破産の費用相場】
弁護士への費用:約30万円から80万円
裁判所への費用:約50万円
合計:約80万円から130万円
支払い方法を分割するのが一般的です。
バルサラの破産確率と計算方法
最後に破産する確率を限りなくゼロにできるバルサラの破産確率を紹介します。
バルサラの破産確率とは数学者のナウザー・バルサラが考案した、 破産する確率を数値化した指標 です。
上の表がバルサラの破産確率表で、横軸の損益率(リスクリワードレシオ)と縦軸の勝率で構成されています。
損益率はリスクリワードレシオとも呼ばれ、勝ちトレードの平均利益額を負けトレードの平均損失額で割った数値です。
この数値が示す意味は損益のバランスです。
【計算式】
平均利益額 ÷ 平均損失額 = 損益率
10,000 ÷ 5,000 = 2.0
つまり、損益率は2.0となります。
文字通りのトレードで勝てる確率です。
【計算式】
勝ちトレード数 ÷ 総トレード数 × 100 = 勝率(%)
10 ÷ 20 × 100 = 50%
バルサラの破産確率の使い方とてもシンプルで、トレーダーが見る部分は「破産確率を0%に保つ」だけです。
・ 絶対に生活費と借金に手を出してはいけない
・FXで破産するのは 心の弱さ が根本的な原因
・ 感情をコントロールできない人 はFXで失敗しやすい
・返せないほどの借金を抱えた場合は 弁護士に相談
強制ロスカットされにくいビットコインFXの取引所は?オススメはビットバンクトレード
垂水ケイ
強制ロスカットは証拠金維持率で決められている
垂水ケイ
そのため、できるだけロスカットを避けて取引をしたいなら、 ロスカットルールが発動する証拠金維持率の水準が低い取引所を選びましょう。
国内主要BTC FX取引所のロスカットライン比較
ビットバンクトレードのロスカットラインが最も低い:20%
ビットバンクトレードは業界でもっともロスカットルールの水準が甘い取引所です。
ビットバンクトレードのロスカットルールが発動する証拠金維持率はたったの20%です。この20%の水準を下回らない限り、ビットバンクトレードではロスカットは発生しません。
DMM ビットコインのロスカットライン:80%
DMMビットコインの場合、証拠金維持率が80%を下回ると、ロスカットルールが発動します。ビットバンクトレードと比較すると少し高めかもしれませんが、80%という水準は高くもなく低くもなく、いたって平均的な水準です。
GMOコインのロスカットライン:75%
GMOコインの場合、証拠金維持率が75%の水準を下回るとロスカットルールが発動します。
ロスカットラインが低いメリット
垂水ケイ
例えば、1BTCあたり100万円だったビットコインが一時的に急落し、99万円まで落ちたとします。その後、ビットコインの価格が回復し、ついには101万円まで上昇したとします。
この時、もしも強制ロスカットの水準が高く、99万円まで落ちた時にロスカットルールが発動されると、もう少し待っていれば101万円まで上昇した分の利益を獲れたはずなのに、99万円まで落ちたタイミングで損失が確定することになります。
少ない資金ならロスカットはされ難い?
垂水ケイ
強制ロスカット
「FXってどうしたら破産するの?」
「破産する人ってどんな人?体験談が知りたい」
はじめに知っていただきたいのが、FXは破産の原因を理解し対策をすれば 破産しにくい投資 です。
破産の根本的な原因は、 生活費に手を出したり借金をしてしまう心の弱さ で、実はトレードの負けが直接破産の原因になるケースは少ないのです。
この記事では、破産経験者の体験談から破産する人の特徴を解説しています。
・FXで破産してしまう根本的原因?
・FXで破産する人の特徴
・FXで破産した人の体験談
・破産体験者から学ぶ破産する原因としないための対策
・破産してしまった時にとるべき行動
・破産しない魔法の指標「バルサラの破産確率」の使い方
FXってどうしたら破産するの?
A.破産とは、会社または個人(債務者)が、債務超過や支払不能に陥ったときに、裁判所が債務者の財産を処分し、これをすべての債権者に平等に配当して公平な清算を図ると共に、債務者の経済生活の再生を図ることを目的とする手続です。 破産の申立は、債権者あるいは債務者自身もでき、後者を「自己破産」と呼びます。
【引用元: 京都第一法律事務所:「破産」とは、どんな手続きですか? 】
要約すると裁判所が破産者の借金を免責する制度です。
借金は免責になりますが、破産するとブラックリストにのったりと多くの社会的デメリットを受けるため、絶対に使うべきではありません。
トレードの失敗が直接破産につながるイメージが強いですが、FXで破産する根本原因は心の弱さです。
FXの損失する仕組み
FXは2カ国の通貨の 為替差益 を狙う投資で、例えば上の図解のように米ドル/円 = 100円の時に10ドル買って、米ドル/円 = 110円の時に売れば100円の利益がでます。
【為替差益で利益を得る例】
・米ドル/円 = 100円の時に1,000円でドル買う
1,000円 ÷ 100円 = 10ドル
・米ドル/円 = 110円の時に10ドル売る
110円 × 10ドル = 1,100円
・利益
1,100円 - 1,000円 = 100円
このように取り扱う通貨量が多くなると負けた時の損失が大きくなるのが為替差益の特徴です。
口座資金以上の損失はロスカットによって守られている
FXには ロスカット という口座資金を守る仕組みが存在します。
ロスカットは取引で証拠金維持率が一定水準以上の損失が発生した場合に、さらなる損失拡大を防ぐため保有ポジションを強制的に決済する仕組みです。
【証拠金維持率とは?】
証拠金維持率は必要証拠金に対する有効証拠金の割合で、数字が大きいほど安全で、小さいとロスカットの危険性が高くなります。
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
2,500% (証拠金維持率) = 1,000,000(有効証拠金) ÷ 40,000円(必要証拠金) × 100
【ロスカット水準別損失額比較】
ロスカット水準 | ロスカット執行レート | 損失額 | ロスカット後の証拠金 |
100% | 99.00円 | 1万円 | 強制ロスカット4万円 |
50% | 97.00円 | 3万円 | 強制ロスカット2万円 |
なし | 95.00円 | 5万円 | 0円 |
このようにロスカットという仕組みがある以上、FXの負けが破産に直結しにくいのは理解して頂けたかと思います。
生活費や消費者金融に手を出すことが破産へつながる
答えはシンプルで、 生活費に手を出し借金をしてFXをするから です。
FXで破産する人のほとんどはトレードそのものではなく、トレーダーの意思で借金をして破産します。
つまり、自分自身をコントロールできれば破産することはないのです。
FXによる破産で人生終わった人の体験談
・借金して軍資金を調達後に破産
・スワップ天国から地獄へ
借金して軍資金を調達後に破産
投資を始めた頃は、株式投資で順調に利益をあげていました。
そこで、より大きく稼ぎたいと考え高レバレッジで取引できるFXで取引を開始、さらに借金をして軍資金まで調達しています。
高いレバレッジをかけていたことで、大きな損失となりFX会社からは追加の証拠金(追証)の入金を求められ借金して補填します。
それでも、損失は拡大し必要な追証を用意できず全ての取引はロスカットによる強制決済となり、最終的に1,強制ロスカット 000万円の借金を背負ってしまいました。
【破産につながったポイント】
・勝っていたので調子に乗って借金して軍資金を増やした。
・高レバレッジをかけてしまった。
・負けを認めず追証でさらに借金を増やしてしまった。
スワップ天国から地獄へ
オーストラリアドルと南アフリカランドで運用し、1日だけで2万円ほどの利益を得られて「電卓で20000×365=を叩いて、俺年収730万だよ!」とニヤニヤしていました。
しかし、幸運な時間も束の間、相場は大暴落し為替差益による損失で全ての取引はロスカットで強制決済、さらに追証まで求められ1,340万円の借金を背負うことになってしまいました。
【破産につながったポイント】
・目先の利益に目がくらんで、高スワップのリスクを勉強せずにスワップポイントに手を出してしまった。
FXで破産する人の4つの特徴
①ギャンブル気質な人
②感情的になりやすい人
③自制心が弱い人
④勉強をおこたる人
①ギャンブル気質な人
ギャンブル気質な人は破産の危険性が高いです。
なぜなら、FXはハイリスクハイリターンの投資ができてしまうからです。
FXは極論上がるか下がるかの2択で、50%の確率で予測が当たる可能性があり、さらにレバレッジという資金力を数十倍まで上乗せしてトレードできる仕組みもあります。
②感情的になりやすい人
続いての破産する人の特徴は 感情的になりやすい人 です。
FXは論理的な分析に基づいて冷静にトレードするのが大前提で、感情は正常なトレードの妨げになります。
例えば、「なんでいつも思い通りにならないんだ」「負けを取り戻したい」といった感情で、カッとなってトレードしてしまう人です。
③自制心が弱い人
自制心が弱い人は破産になりやすいです。
理由は、自制心が弱いと破産への第一歩である生活費に手を出しやすいからです。
④勉強をおこたる人
勉強をせずにFXに挑む人も破産しやすい傾向があります。
なぜなら、知識があれば防げる大損失があるからです。
FXで負けてしまう原因5選
【FXで負けてしまう5つの原因】
①損切りができない
②資金管理できていない
③根拠を持ってトレードしていない
④高いスワップポイントを狙う
⑤ビギナーズラックで勘違い
①損切りができない
FX最大の負ける原因が、 損切り注文が徹底できていない です。
理由は、「いつか好転するだろう」「含み損が大きすぎるから相場が回復するまで待とう」といった希望的観測から損失を拡大させてしまうからです。
事実「損切りできなかった」は 金融先物取引業協会の損失原因調査 で損失原因の第1位となっています。
②資金管理できていない
資金管理とは1回のトレードに使う金額を管理することで、 投資金の管理をおこたると大損失につながります。
なぜなら、FXは1回のトレードで全投資金を失う可能性がある投資だからです。
③根拠を持ってトレードしていない
根拠が薄いトレード 強制ロスカット をしていると負けやすいです。
根拠が薄いとは、分析をせずに「なんとなく上がりそう」「さっきは下がったから次は買いだ」といったギャンブルのようなトレードです。
金融先物取引業協会の調査 では「根拠が薄いトレード」は敗因の第2位となっています。
FXトレードは、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析に基づいて勝てる見込みを持ってトレードするのが大前提です。
④高いスワップポイントを狙う
高スワップポイント目的のトレード は、大損失の可能性を秘めています。
なぜなら、為替差益で負けた時のリスクが大きいからです。
⑤ビギナーズラックで勘違い
FX失敗あるあるで代表的なのが、 ビギナーズラック で勝ったことを自分の実力だと思い込んでしまうパターンです。
先述したとおり、FXは極論上がるか下がるかの二択なので、初心者でも勝つ可能性がある投資です。
敗因から学ぶ破産を防ぐたった5つの資産防衛策
①絶対に生活費に手を出さない
②損切りを徹底する
③資金管理の徹底する
④分析に基づく根拠のあるトレードをする
⑤高スワップ通貨ペアを避ける
①絶対に生活費に手を出さない
絶対に生活費には手を出さないでください!
一度生活費に手を出すことは、破産への第一歩だからです。
【破産までの流れ】
①口座資金がなくなる
②取り返したいから生活費に手を出す
③生活費がなくなる
④生活費を取り戻すために借金する
⑤借りた資金がなくなる
⑥限度額まで借金する
⑦借金する手段がなくなる
⑧破産
②損切りを徹底する
損切りの徹底は必須です!
なぜなら、「損切りできない」は破産に直結する敗因だからです。
損切りできない人は、「すぐ戻ってくる」「来週あたりには戻ってくるだろう」など根拠のない感情が勝ってしまいます。
私自身も根拠のない「そのうち予測通りになる」を信じて痛い目に合ってきました。
③資金管理の徹底する
資金管理を徹底して1回あたりの投資額を決めましょう。
目的は1回あたりの投資額を一定の割合に保ち、トレード回数を確保するためです。
おすすめは1トレードの投資金を全投資金の2%に設定する「2%ルール」です。
④分析に基づく根拠のあるトレードをする
トレードする際は必ず勝てる根拠を持ちましょう。
根拠がないトレードは、上がるか下がるか2択のギャンブルと同じだからです。
⑤高スワップ通貨ペアを避ける
高スワップポイントの通貨ペアは避けてトレードしましょう。
理由は、高スワップポイント通貨ペアの為替相場は不安定だからです。
実際に破産したらどうすればいいの?
弁護士に相談するのが一番です。
ちなみに、実際に破産と判断するのは裁判所なので、まずは 弁護士に破産手続きが通る目処があるのか判断してもらいましょう。
自己破産費用の相場
自己破産した時の費用相場は 80万円から130万円 です。
【自己破産の費用相場】
弁護士への費用:約30万円から80万円
裁判所への費用:約50万円
合計:約80万円から130万円
支払い方法を分割するのが一般的です。
バルサラの破産確率と計算方法
最後に破産する確率を限りなくゼロにできるバルサラの破産確率を紹介します。
バルサラの破産確率とは数学者のナウザー・バルサラが考案した、 破産する確率を数値化した指標 です。
上の表がバルサラの破産確率表で、横軸の損益率(リスクリワードレシオ)と縦軸の勝率で構成されています。
損益率はリスクリワードレシオとも呼ばれ、勝ちトレードの平均利益額を負けトレードの平均損失額で割った数値です。
この数値が示す意味は損益のバランスです。
【計算式】
平均利益額 ÷ 平均損失額 = 損益率
10,000 ÷ 5,000 = 2.0
つまり、損益率は2.0となります。
文字通りのトレードで勝てる確率です。
【計算式】
勝ちトレード数 ÷ 総トレード数 × 100 = 勝率(%)
10 ÷ 20 × 100 = 50%
バルサラの破産確率の使い方とてもシンプルで、トレーダーが見る部分は「破産確率を0%に保つ」だけです。
・ 絶対に生活費と借金に手を出してはいけない
・FXで破産するのは 心の弱さ が根本的な原因
・ 感情をコントロールできない人 はFXで失敗しやすい
・返せないほどの借金を抱えた場合は 弁護士に相談
強制ロスカット
「FXってどうしたら破産するの?」
「破産する人ってどんな人?体験談が知りたい」
はじめに知っていただきたいのが、FXは破産の原因を理解し対策をすれば 破産しにくい投資 です。
破産の根本的な原因は、 強制ロスカット 生活費に手を出したり借金をしてしまう心の弱さ で、実はトレードの負けが直接破産の原因になるケースは少ないのです。
この記事では、破産経験者の体験談から破産する人の特徴を解説しています。
・FXで破産してしまう根本的原因?
・FXで破産する人の特徴
・FXで破産した人の体験談
・破産体験者から学ぶ破産する原因としないための対策
・破産してしまった時にとるべき行動
・破産しない魔法の指標「バルサラの破産確率」の使い方
FXってどうしたら破産するの?
A.破産とは、会社または個人(債務者)が、債務超過や支払不能に陥ったときに、裁判所が債務者の財産を処分し、これをすべての債権者に平等に配当して公平な清算を図ると共に、債務者の経済生活の再生を図ることを目的とする手続です。 破産の申立は、債権者あるいは債務者自身もでき、後者を「自己破産」と呼びます。
【引用元: 京都第一法律事務所:「破産」とは、どんな手続きですか? 】
要約すると裁判所が破産者の借金を免責する制度です。
借金は免責になりますが、破産するとブラックリストにのったりと多くの社会的デメリットを受けるため、絶対に使うべきではありません。
トレードの失敗が直接破産につながるイメージが強いですが、FXで破産する根本原因は心の弱さです。
FXの損失する仕組み
FXは2カ国の通貨の 為替差益 を狙う投資で、例えば上の図解のように米ドル/円 強制ロスカット = 100円の時に10ドル買って、米ドル/円 = 110円の時に売れば100円の利益がでます。
【為替差益で利益を得る例】
・米ドル/円 = 100円の時に1,000円でドル買う
1,000円 ÷ 100円 = 10ドル
・米ドル/円 = 110円の時に10ドル売る
110円 × 10ドル = 1,100円
・利益
1,100円 - 1,000円 = 100円
このように取り扱う通貨量が多くなると負けた時の損失が大きくなるのが為替差益の特徴です。
口座資金以上の損失はロスカットによって守られている
FXには ロスカット という口座資金を守る仕組みが存在します。
ロスカットは取引で証拠金維持率が一定水準以上の損失が発生した場合に、さらなる損失拡大を防ぐため保有ポジションを強制的に決済する仕組みです。
【証拠金維持率とは?】
証拠金維持率は必要証拠金に対する有効証拠金の割合で、数字が大きいほど安全で、小さいとロスカットの危険性が高くなります。
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
2,500% (証拠金維持率) = 1,000,000(有効証拠金) ÷ 40,000円(必要証拠金) × 100
【ロスカット水準別損失額比較】
ロスカット水準 | ロスカット執行レート | 損失額 | ロスカット後の証拠金 |
100% | 99.00円 | 1万円 | 4万円 |
50% | 97.00円 | 3万円 | 2万円 |
なし | 95.00円 | 5万円 | 0円 |
このようにロスカットという仕組みがある以上、FXの負けが破産に直結しにくいのは理解して頂けたかと思います。
生活費や消費者金融に手を出すことが破産へつながる
答えはシンプルで、 生活費に手を出し借金をしてFXをするから です。
FXで破産する人のほとんどはトレードそのものではなく、トレーダーの意思で借金をして破産します。
つまり、自分自身をコントロールできれば破産することはないのです。
FXによる破産で人生終わった人の体験談
・借金して軍資金を調達後に破産
・スワップ天国から地獄へ
借金して軍資金を調達後に破産
投資を始めた頃は、株式投資で順調に利益をあげていました。
そこで、より大きく稼ぎたいと考え高レバレッジで取引できるFXで取引を開始、さらに借金をして軍資金まで調達しています。
高いレバレッジをかけていたことで、大きな損失となりFX会社からは追加の証拠金(追証)の入金を求められ借金して補填します。
それでも、損失は拡大し必要な追証を用意できず全ての取引はロスカットによる強制決済となり、最終的に1,000万円の借金を背負ってしまいました。
【破産につながったポイント】
・勝っていたので調子に乗って借金して軍資金を増やした。
・高レバレッジをかけてしまった。
・負けを認めず追証でさらに借金を増やしてしまった。
スワップ天国から地獄へ
オーストラリアドルと南アフリカランドで運用し、1日だけで2万円ほどの利益を得られて「電卓で20000×365=を叩いて、俺年収730万だよ!」とニヤニヤしていました。
しかし、幸運な時間も束の間、相場は大暴落し為替差益による損失で全ての取引はロスカットで強制決済、さらに追証まで求められ1,340万円の借金を背負うことになってしまいました。
【破産につながったポイント】
・目先の利益に目がくらんで、高スワップのリスクを勉強せずにスワップポイントに手を出してしまった。
FXで破産する人の4つの特徴
①ギャンブル気質な人
②感情的になりやすい人
③自制心が弱い人
④勉強をおこたる人
①ギャンブル気質な人
ギャンブル気質な人は破産の危険性が高いです。
なぜなら、FXはハイリスクハイリターンの投資ができてしまうからです。
FXは極論上がるか下がるかの2択で、50%の確率で予測が当たる可能性があり、さらにレバレッジという資金力を数十倍まで上乗せしてトレードできる仕組みもあります。
②感情的になりやすい人
続いての破産する人の特徴は 感情的になりやすい人 です。
FXは論理的な分析に基づいて冷静にトレードするのが大前提で、感情は正常なトレードの妨げになります。
例えば、「なんでいつも思い通りにならないんだ」「負けを取り戻したい」といった感情で、カッとなってトレードしてしまう人です。
③自制心が弱い人
自制心が弱い人は破産になりやすいです。
理由は、自制心が弱いと破産への第一歩である生活費に手を出しやすいからです。
④勉強をおこたる人
勉強をせずにFXに挑む人も破産しやすい傾向があります。
なぜなら、知識があれば防げる大損失があるからです。
FXで負けてしまう原因5選
【FXで負けてしまう5つの原因】
①損切りができない
②資金管理できていない
③根拠を持ってトレードしていない
④高いスワップポイントを狙う
⑤ビギナーズラックで勘違い
①損切りができない
FX最大の負ける原因が、 損切り注文が徹底できていない です。
理由は、「いつか好転するだろう」「含み損が大きすぎるから相場が回復するまで待とう」といった希望的観測から損失を拡大させてしまうからです。
事実「損切りできなかった」は 金融先物取引業協会の損失原因調査 で損失原因の第1位となっています。
②資金管理できていない
資金管理とは1回のトレードに使う金額を管理することで、 投資金の管理をおこたると大損失につながります。
なぜなら、FXは1回のトレードで全投資金を失う可能性がある投資だからです。
③根拠を持ってトレードしていない
根拠が薄いトレード をしていると負けやすいです。
根拠が薄いとは、分析をせずに「なんとなく上がりそう」「さっきは下がったから次は買いだ」といったギャンブルのようなトレードです。
金融先物取引業協会の調査 では「根拠が薄いトレード」は敗因の第2位となっています。
FXトレードは、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析に基づいて勝てる見込みを持ってトレードするのが大前提です。
④高いスワップポイントを狙う
高スワップポイント目的のトレード は、大損失の可能性を秘めています。
なぜなら、為替差益で負けた時のリスクが大きいからです。
⑤ビギナーズラックで勘違い
FX失敗あるあるで代表的なのが、 ビギナーズラック で勝ったことを自分の実力だと思い込んでしまうパターンです。
先述したとおり、FXは極論上がるか下がるかの二択なので、初心者でも勝つ可能性がある投資です。
敗因から学ぶ破産を防ぐたった5つの資産防衛策
①絶対に生活費に手を出さない
②損切りを徹底する
③資金管理の徹底する
④分析に基づく根拠のあるトレードをする
⑤高スワップ通貨ペアを避ける
①絶対に生活費に手を出さない
絶対に生活費には手を出さないでください!
一度生活費に手を出すことは、破産への第一歩だからです。
【破産までの流れ】
①口座資金がなくなる
②取り返したいから生活費に手を出す 強制ロスカット
③生活費がなくなる
④生活費を取り戻すために借金する
⑤借りた資金がなくなる
⑥限度額まで借金する
⑦借金する手段がなくなる
⑧破産
②損切りを徹底する
損切りの徹底は必須です!
なぜなら、「損切りできない」は破産に直結する敗因だからです。
損切りできない人は、「すぐ戻ってくる」「来週あたりには戻ってくるだろう」など根拠のない感情が勝ってしまいます。
私自身も根拠のない「そのうち予測通りになる」を信じて痛い目に合ってきました。
③資金管理の徹底する
資金管理を徹底して1回あたりの投資額を決めましょう。
目的は1回あたりの投資額を一定の割合に保ち、トレード回数を確保するためです。
おすすめは1トレードの投資金を全投資金の2%に設定する「2%ルール」です。
④分析に基づく根拠のあるトレードをする
トレードする際は必ず勝てる根拠を持ちましょう。
根拠がないトレードは、上がるか下がるか2択のギャンブルと同じだからです。
⑤高スワップ通貨ペアを避ける
高スワップポイントの通貨ペアは避けてトレードしましょう。
理由は、高スワップポイント通貨ペアの為替相場は不安定だからです。
実際に破産したらどうすればいいの?
弁護士に相談するのが一番です。
ちなみに、実際に破産と判断するのは裁判所なので、まずは 弁護士に破産手続きが通る目処があるのか判断してもらいましょう。
自己破産費用の相場
自己破産した時の費用相場は 80万円から130万円 です。
【自己破産の費用相場】
弁護士への費用:約30万円から80万円
裁判所への費用:約50万円
合計:約80万円から130万円
支払い方法を分割するのが一般的です。
バルサラの破産確率と計算方法
最後に破産する確率を限りなくゼロにできるバルサラの破産確率を紹介します。
バルサラの破産確率とは数学者のナウザー・バルサラが考案した、 破産する確率を数値化した指標 です。
上の表がバルサラの破産確率表で、横軸の損益率(リスクリワードレシオ)と縦軸の勝率で構成されています。
損益率はリスクリワードレシオとも呼ばれ、勝ちトレードの平均利益額を負けトレードの平均損失額で割った数値です。
この数値が示す意味は損益のバランスです。
【計算式】
平均利益額 ÷ 平均損失額 = 損益率
10,000 ÷ 5,000 = 2.0
つまり、損益率は2.0となります。
文字通りのトレードで勝てる確率です。
【計算式】
勝ちトレード数 ÷ 総トレード数 × 100 = 勝率(%)
10 ÷ 20 × 100 = 50%
バルサラの破産確率の使い方とてもシンプルで、トレーダーが見る部分は「破産確率を0%に保つ」だけです。
・ 絶対に生活費と借金に手を出してはいけない
・FXで破産するのは 心の弱さ が根本的な原因
・ 感情をコントロールできない人 はFXで失敗しやすい
・返せないほどの借金を抱えた場合は 弁護士に相談
マジFX講座テキスト版 【様々な証券会社のデータを見る~後編~追証や強制ロスカットになっている人の状況】(2021/5/20放送分)
【様々な証券会社のデータを見る~後編~】
【強制ロスカットに気を付けよう】
※ここでの説明でロスカットは 「強制ロスカット」 のことを指します。
自分で押した損切はロスカットとはしません。
▼FXを辞める理由
第1位は 損をした・元手を失った
▼FXを続けている理由
第1位は 勝っている・もっと稼ぎたいから
【証拠金維持率】
▼証拠金維持率が100%を割ると強制ロスカットになるタイプ
(ロスカットのみ)
ヒロセ 100%
JFX 強制ロスカット 強制ロスカット 100%
みんなのFX 100%
OANDA 100%
▼証拠金維持率が100%を割るとアラートメールが来るタイプ
(追証+ロスカット)
GMOクリック 50%
DMM 50%
▼海外口座
XM 20%
AXIORY 20%
TitanFX 20%
【世の中にはどれくらいロスカットを喰らっているのか?】
2015年のスイスフランショックでは
アルパリUKが破産申請
ニュージーランドの為替ディーラー、グローバル・ブローカーズNZも、巨額の損失を負って閉鎖
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