FX取引

各証券会社のデイトレ向けサービス

各証券会社のデイトレ向けサービス

当記事では、 FXや株のデイトレーダー向きのおすすめBTOパソコンを紹介 しています。FXや株の取引をしていてより効率的にトレードをするためにモニターを複数枚利用したいという方向けのモデルを厳選しました。

日経225オプション取引にお勧めの証券会社

●大口取引の方
オプション売りの枚数制限を1000枚まで増やすことが可能で代用証券を証拠金に参入可能なカブドットコム証券がいいでしょう。
SBI証券岡三オンライン証券も大口に対応しているようです。
売り枚数制限が厳しくなった2011年の震災後に聞いた話では、カブドットコムは100万円入金毎に1枚増やせたようです。売り100枚以上に緩和してもらった知人が何人かいました。
インタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)もお勧めです。
(売りオプションの枚数制限はおそらくないです。手数料も大口になればなるほど安いです。RSSのようにリアルタイムの情報取得もできます。私の知り合いも何人かは使っています。)

●参考 私が過去に使ったオプション口座 各証券会社のデイトレ向けサービス
SBI証券 →(手数料安いので)松井証券 →ジョインベスト証券→(岡三RSSを使う為)岡三オンライン証券→(震災でOP売りができなくなったので)SBI証券
楽天RSSは、ほぼ全期間利用していました

以下、先物オプション口座に関係する諸条件を記述しますが、証券会社側で更新されることがあるので古くなっている可能性があります。 最新情報については証券会社のホームページなどでご確認ください

お勧めの証券会社一覧

証券会社手数料(税抜)
売買代金に対して
最低手数料(税抜)SQ決済時手数料証拠金
SPAN®に準拠?
(新規/維持)
売りOPの枚数制限板発注
有無
RSS口座開設用リンク
SBI証券
(詳細)
0.2%
200円必要準拠(100%/100%)50枚
申請で増量可
複数有 SBI証券
アフィリエイト経由
楽天証券
(詳細)
0.18%180円必要準拠 (100%/100%)
先物両建ての割増あり
15枚楽天RSS
上限300銘柄
楽天証券
直接リンク
カブドットコム証券
(詳細)
0.2% 200円 必要 準拠(100%/100%)
先物両建ての割増あり
20枚
申請で増量可
複数有 カブドットコム証券
直接リンク
岡三オンライン証券
(詳細)
0.16%200円 不要 準拠 (120%/100%) 0枚
申請で増量可
複数有 岡三RSS
上限500銘柄
岡三オンライン
直接リンク
IB証券
(詳細)
0.06%~0.12%100円 必要 準拠+IB独自の割増あり無制限?詳細不明API有IBのサイトの右上
直接リンク

その他、オプション取引が可能な証券会社(証拠金がSPANⓇ対応していないのでスプレッド取引に不向き、など)

証券会社手数料(税抜)
売買代金に対して
最低手数料(税抜)SQ決済時手数料証拠金売りOPの枚数制限板発注
有無
RSS口座開設用リンク
GMOクリック証券税込 0.152%
税込 214円必要売りオプに対して計算プット5枚
コール5枚
複数有 GMOクリック証券
直接リンク
ライブスター証券 0.14% 100円 デルタロングとショートを
別々に計算し大きい方
20枚 複数有 ライブスター証券
アフィリエイト経由
大和証券税込 0.187%110円必要 売りオプに対して計算 プット50枚
コール50枚
大和証券
直接リンク
マネックス証券 0.18% 80円 不要デルタロングとショートを
別々に計算し大きい方
10枚 複数有 マネックス証券
アフィリエイト経由
松井証券0.2%200円必要 SPAN® に準拠
東日本大震災の時に、強制ロスカットで訴訟に発展する問題があったのでお勧め枠にはしませんでした
20枚 複数有 松井証券
アフィリエイト経由

証券会社の選び方のポイント

●手数料
当然、安い方がいいです。
オプション取引に加えて先物取引をする場合は、先物、ミニ先物の手数料も確認しましょう。

●SQ決済時手数料
これが、馬鹿にならないです。
多くの証券会社の場合、ITMとなっている銘柄のSQ決済時に、手数料がかかります。
例えば、権利行使価格20,000円のコールオプションが、SQ値21,000円で決済された場合、0.各証券会社のデイトレ向けサービス 22%の手数料がかかれば、1枚あたり2,200円のの手数料となります。10枚なら22,000円にもなります。
SQ決済時の手数料が必要な証券会社を使う場合は、SQ持ち込みをするかどうかをよく考えて実施するようにしましょう。
※よくある失敗:決済するつもりが、新規建てしまって両建てになってしまい、SQで消滅するだろうと思っていたものがITMになってしまった。手数料高額になり泣きます。気を付けましょう。

●証拠金
当然、安い方がいいです 。
余力が少なくなってくると、建玉の操作がやりづらくなってきます。

証拠金の設定の仕方は、大きく2系統にわかれます。
SPAN®に準拠して設定される場合
SPAN®に準拠していない場合
スプレッドを使ったり、先物でのデルタヘッジを行う取引スタイルの場合は、SPAN®に準拠していることが必須です。
建玉の総数が数枚程度であればあまり問題視しなくてもいいのですが、取引量が膨らむと比較にならないほどの差になります。新規建ての時の証拠金はあまり変わらないのですが、維持証拠金が全然違うのです

SPAN ® の説明です
ものすごく大雑把にいうと、 過去の一定期間の変動実績から 現時点のポジション全体のリスクをを評価し、そのリスク分を証拠金とするものです。
詳しくは日本証券クリアリング機構のHPにある「SPAN®とは」を参照
もう少し簡略化した解説は私の以前のブログに書いています(リンク)
さらに大雑把にした初心者向けの解説を別ページにしています「オプション取引とは? 日本一わかりやすい解説 その5 取引に必要な証拠金」

[email protected]を使うかどうかでどのぐらいの差があるかの感覚をつかむため、先物の両建ての例で説明してみます。
先物の両建ては、ほとんどリスクがありません。これに、高額な証拠金が設定されるのは不合理だと思います。

\ 証拠金のタイプ
操作 \
SPAN®に準拠の場合先物1枚に対して証拠金がかかる場合
9月限先物1枚買い9月限先物1枚売り 新規建証拠金144万円 144万円
同上 維持証拠金0円 144万円
9月限先物1枚買い12月限先物1枚売り 新規建証拠金 144万円 144万円
同上 維持証拠金 5万円 144万円

さて、SPAN®に正式に準拠しているかどうかは、証券会社のホームページを見てもはっきりしない場合が多いです。
例えば、マネックス証券(2019/11/07現在)の取引ルールのページに下記の記載があります。
(SPANに基づき当社が計算する証拠金額×当社が定めた掛け目(※)) - 各証券会社のデイトレ向けサービス ネットオプション価値の総額

どうですか?素人目には、SPAN準拠に見えると思います。
しかし、これは、我々が偽SPANと呼んでいるものです。
実は、この記述だけでは、判断がつかないのです。

SPAN®に準拠しているかどうかかを証券会社に問い合わせて、きちんとした回答を引き出すのはなかなか困難そうです。
(例えばマネックスに普通に問い合わせると、「HPに記載のとおりです。つまり、 SPANに基づき当社が計算する証拠金額× ・・・)」、というような返事になりそうです)
SPAN®に準拠か偽SPANかは、正確な知識を持つ関係者に聞くか、あるいは自分で口座を開いて使ってみて判断するかが良いでしょう。

●売りオプションの枚数制限
制限が緩い方がいいでしょうが、資金力によると思います。
また、どういう取引をするかによって、欲しい枚数が変わってきます。
例えば1000万円の資金でデイトレをするなら、20枚も売り枠があれば十分でしょう。
しかし同じ資金で、バタフライ(スプレッドの1種)を組むなら、売り枠100枚ぐらいは消費できてしまいます。

●板発注の有無

スプレッドを組む、先物でデルタヘッジをする、裁定取引をする、などの取引をする場合、複数銘柄を同時に約定させる必要があります。その場合、複数の板を並べて発注できるツールがあるとやりやすいです。

●RSS
自作エクセルなどにIVやそのグラフを表示し、ボラティリティーを見ながらトレードするタイプのトレーダーにはRSSが必須です
楽天RSS岡三RSSかどちらかを導入しましょう。
最初は、無料条件が緩い楽天RSSの方がいいかもしれませんが、岡三RSSの方が機能充実です。
障害やサービス停止にそなえて、両方を持つのもありです。
ちなみに、楽天RSSは、300銘柄までしか表示できないのが残念なところです。
(オプションの銘柄は、それぞれの権利行使にプットとコールで×2になるのですが、例えば2019年11月限は76×2、12月限は110×2で、この時点で不足です、1月限やウィークリーもフルで表示させるなら岡三RSSの一択になります。)
国内の証券会社で個人向けにRSSのサービスをしているのは、この2社のみといっても差し支えないです。
IB証券もAPIを使って同様のことができるようですが、銘柄が50銘柄とか100銘柄とかで少ないと聞いています。ただ、裏技で増やす方法もあるようです。古い話なので事情は変わっているかもしれません。

証券会社の詳細

SBI証券
オプション手数料
SQ決済時手数料
日経225オプション (Weeklyオプション含む) :
売買代金の0.2% (税込0.22%)最低手数料 200円 (税込220円)
※新規建時、反対売買による決済時、SQ決済時(オプション取引の権利放棄、権利消滅を除く)
に対して手数料(税込)を徴収いたします
先物手数料
ミニ先物手数料
日経225先物 : 1枚につき250円(税込275円)
ミニ日経225先物 : 1枚につき35円(税込38.5円)
新規建て証拠金、維持証拠金必要証拠金 :(SPAN証拠金額×100%)-ネット・オプション価値の総額
維持証拠金 :(SPAN証拠金額×100%)-ネット・オプション価値の総額
売りオプションの枚数制限日経225オプション(※Weeklyオプション含む) : 50枚
※個別審査により 建玉上限枚数 の変更可能(上限不明)
板発注の有無取引ツール「HYPER SBI」にいくつかの形式の板発注がある。
マイ板は複数立ち上げ枚可能
RSSの有無
補足 「信用取引口座」もしくは「先物・オプション取引口座」をお持ちのお客様は、
投資に必要な情報収集から注文発注までを一貫して行うことができる
リアルタイム・トレーディングツール「HYPER SBI」が無料でご利用いただけます
説明ページ
詳細のリンク 先物・オプション取引のサービス概要(基本サービス)

楽天証券
オプション手数料
SQ決済時手数料
日経225オプション (Weeklyオプション含む) :
売買代金の0.18%+消費税
最低手数料180円+消費税(1円未満切捨て)
※ 自動権利行使・権利割当は上記の手数料がかかります。
※ 自動権利消滅・権利放棄の場合は手数料はかかりません。
先物手数料
ミニ先物手数料
日経225先物取引 250円(275円)/枚
日経225ミニ取引 35円(38.5円)/枚(1円未満切捨)
※()内は税込金額
新規建て証拠金、維持証拠金 証拠金計算式:
SPAN証拠金額×当社が定める証拠金掛目-ネットオプション価値の総額+先物両建証拠金
※ 先物両建証拠金=(建玉枚数-ネットデルタの絶対値)×0.5×先物1枚当りのSPAN証拠金×当社が定める証拠金掛目
※証拠金掛目 は、新規、維持ともに1.0倍(2019/11/06現在)
売りオプションの枚数制限 買いは上限なし
売りは15単位まで
先物買建+先物売建+オプション売建の合計で415単位まで
板発注の有無
RSSの有無有(楽天RSS) 最大表示項目は300銘柄(10,000項目)
補足最新ツール「マーケットスピード II」 では、先物・オプション・RSSが今は使えないですが、順次対応予定のようです。それまでは「マーケットスピード」を使います。
https://marketspeed.jp/ms2/?l-id=header-nav_ms2
詳細のリンク 日経225オプションの取引ルール/ご注意事項 各証券会社のデイトレ向けサービス
株価指数先物取引の取引ルール/ご注意事項

カブドットコム証券
オプション手数料
SQ決済時手数料
日経225オプション取引手数料:約定代金の0.2%最低手数料200円
※上記手数料に消費税が別途加算されます
※取引最終日までに決済を行わなかった場合、本質的価値を有していない銘柄(アット・ザ・マネー、アウト・オブ・ザ・マネー)については自動的に権利放棄となり、その場合の手数料は不要です。
※権利行使による決済で手数料等により決済がマイナスとなる場合には、マイナス分の請求は行いません。
先物手数料
ミニ先物手数料
日経225先物 :300円
日経225mini先物 :38円
新規建て証拠金、維持証拠金必要証拠金額 :SPAN ® 証拠金×100% ※ -ネットオプション価値の総額
※SPAN証拠金の掛け目は、取引所の規制や指数の変動状況などを考慮のうえ、
原則100%~400%の範囲内で当社独自の判断により変更する場合があります。
両建取引拘束金: 両建総枚数×0.25×SPAN ® 証拠金
売りオプションの枚数制限 売建玉の上限枚数は
(日経平均VI先物の買建玉・売建玉とあわせて)
20枚 ~ 最高1,000枚 ※オプション口座開設当初は売建玉上限枚数を20枚で設定します。
板発注の有無 取引ツール「 KABUステーション」で、「発注パネル」10枚表示可能
RSSの有無
補足証拠金に代用証券が使えます
証拠金 代用掛目
・現金100%
・株券 前々営業日の最終価格(気配)の原則70%
※銘柄ごとに個別の代用掛目が設定される可能性があります。
・投資信託 前々営業日の基準価額の70%
詳細のリンク先物・オプション取引 商品概要
先物・オプション取引 取引ルール(先物・オプション取引)

私が過去に調べた時には、このように説明されていました。
SPAN証拠金を計算する際の16のシナリオに以下の4つのシナリオを追加して算出。
①原資産30%下落&IVが(ボラティリティスキャンレンジ分:以降()内省略)低下、
②原資産30%下落&IV上昇、
③原資産30%上昇&IV低下、
④原資産30%上昇&IV上昇
合計20のシナリオを用いてSPAN同様な計算をしたものがIBの証拠金
ちなみに、私の前ブログでSPANについて簡単に説明しています →コレ

日経225オプション取引にお勧めの証券会社

●大口取引の方
オプション売りの枚数制限を1000枚まで増やすことが可能で代用証券を証拠金に参入可能なカブドットコム証券がいいでしょう。
SBI証券岡三オンライン証券も大口に対応しているようです。
売り枚数制限が厳しくなった2011年の震災後に聞いた話では、カブドットコムは100万円入金毎に1枚増やせたようです。売り100枚以上に緩和してもらった知人が何人かいました。
インタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)もお勧めです。
(売りオプションの枚数制限はおそらくないです。手数料も大口になればなるほど安いです。RSSのようにリアルタイムの情報取得もできます。私の知り合いも何人かは使っています。)

●参考 私が過去に使ったオプション口座
SBI証券 →(手数料安いので)松井証券 →ジョインベスト証券→(岡三RSSを使う為)岡三オンライン証券→(震災でOP売りができなくなったので)SBI証券
楽天RSSは、ほぼ全期間利用していました

以下、先物オプション口座に関係する諸条件を記述しますが、証券会社側で更新されることがあるので古くなっている可能性があります。 最新情報については証券会社のホームページなどでご確認ください

お勧めの証券会社一覧

証券会社手数料(税抜)
売買代金に対して
最低手数料(税抜)SQ決済時手数料証拠金
SPAN®に準拠?
(新規/維持)
売りOPの枚数制限板発注
有無
RSS口座開設用リンク
SBI証券
(詳細)
0.2%
200円必要準拠(100%/100%)50枚
申請で増量可
複数有 SBI証券
アフィリエイト経由
楽天証券
(詳細)
0.18%180円必要準拠 (100%/100%)
先物両建ての割増あり
15枚楽天RSS
上限300銘柄
楽天証券
直接リンク
カブドットコム証券
(詳細)
0.2% 200円 必要 準拠(100%/100%)
先物両建ての割増あり
20枚
申請で増量可
複数有 各証券会社のデイトレ向けサービス カブドットコム証券
直接リンク
岡三オンライン証券
(詳細)
0.16%200円 不要 準拠 (120%/100%) 0枚
申請で増量可
複数有 岡三RSS
上限500銘柄
岡三オンライン
直接リンク
IB証券
(詳細)
0.06%~0.12%100円 必要 準拠+IB独自の割増あり無制限?詳細不明API有IBのサイトの右上
直接リンク

その他、オプション取引が可能な証券会社(証拠金がSPANⓇ対応していないのでスプレッド取引に不向き、など)

証券会社手数料(税抜)
売買代金に対して
最低手数料(税抜)SQ決済時手数料証拠金売りOPの枚数制限板発注
有無
RSS口座開設用リンク
GMOクリック証券税込 0.152%
税込 214円必要売りオプに対して計算プット5枚
コール5枚
複数有 GMOクリック証券
直接リンク
ライブスター証券 0.14% 100円 デルタロングとショートを
別々に計算し大きい方
20枚 複数有 ライブスター証券
アフィリエイト経由
大和証券税込 0.187%110円必要 売りオプに対して計算 プット50枚
コール50枚
大和証券
直接リンク
マネックス証券 各証券会社のデイトレ向けサービス 0.18% 80円 不要デルタロングとショートを
別々に計算し大きい方
10枚 複数有 マネックス証券
アフィリエイト経由
松井証券0.2%200円必要 SPAN® に準拠
東日本大震災の時に、強制ロスカットで訴訟に発展する問題があったのでお勧め枠にはしませんでした
20枚 複数有 松井証券
アフィリエイト経由

証券会社の選び方のポイント

●手数料
当然、安い方がいいです。
オプション取引に加えて先物取引をする場合は、先物、ミニ先物の手数料も確認しましょう。

●SQ決済時手数料
これが、馬鹿にならないです。
多くの証券会社の場合、ITMとなっている銘柄のSQ決済時に、手数料がかかります。
例えば、権利行使価格20,000円のコールオプションが、SQ値21,000円で決済された場合、0.22%の手数料がかかれば、1枚あたり2,200円のの手数料となります。10枚なら22,000円にもなります。
SQ決済時の手数料が必要な証券会社を使う場合は、SQ持ち込みをするかどうかをよく考えて実施するようにしましょう。
※よくある失敗:決済するつもりが、新規建てしまって両建てになってしまい、SQで消滅するだろうと思っていたものがITMになってしまった。手数料高額になり泣きます。気を付けましょう。

●証拠金
当然、安い方がいいです 。
余力が少なくなってくると、建玉の操作がやりづらくなってきます。

証拠金の設定の仕方は、大きく2系統にわかれます。
SPAN®に準拠して設定される場合
SPAN®に準拠していない場合
スプレッドを使ったり、先物でのデルタヘッジを行う取引スタイルの場合は、SPAN®に準拠していることが必須です。
建玉の総数が数枚程度であればあまり問題視しなくてもいいのですが、取引量が膨らむと比較にならないほどの差になります。新規建ての時の証拠金はあまり変わらないのですが、維持証拠金が全然違うのです

SPAN ® の説明です
ものすごく大雑把にいうと、 過去の一定期間の変動実績から 現時点のポジション全体のリスクをを評価し、そのリスク分を証拠金とするものです。
詳しくは日本証券クリアリング機構のHPにある「SPAN®とは」を参照
もう少し簡略化した解説は私の以前のブログに書いています(リンク)
さらに大雑把にした初心者向けの解説を別ページにしています「オプション取引とは? 日本一わかりやすい解説 その5 取引に必要な証拠金」

[email protected]を使うかどうかでどのぐらいの差があるかの感覚をつかむため、先物の両建ての例で説明してみます。
先物の両建ては、ほとんどリスクがありません。これに、高額な証拠金が設定されるのは不合理だと思います。

\ 証拠金のタイプ
操作 \
SPAN®に準拠の場合先物1枚に対して証拠金がかかる場合
9月限先物1枚買い9月限先物1枚売り 新規建証拠金144万円 144万円
同上 維持証拠金0円 144万円
9月限先物1枚買い12月限先物1枚売り 新規建証拠金 144万円 144万円
同上 維持証拠金 5万円 144万円

さて、SPAN®に正式に準拠しているかどうかは、証券会社のホームページを見てもはっきりしない場合が多いです。
例えば、マネックス証券(2019/11/07現在)の取引ルールのページに下記の記載があります。
(SPANに基づき当社が計算する証拠金額×当社が定めた掛け目(※)) - ネットオプション価値の総額

どうですか?素人目には、SPAN準拠に見えると思います。
しかし、これは、我々が偽SPANと呼んでいるものです。
実は、この記述だけでは、判断がつかないのです。

SPAN®に準拠しているかどうかかを証券会社に問い合わせて、きちんとした回答を引き出すのはなかなか困難そうです。
(例えばマネックスに普通に問い合わせると、「HPに記載のとおりです。つまり、 SPANに基づき当社が計算する証拠金額× ・・・)」、というような返事になりそうです)
SPAN®に準拠か偽SPANかは、正確な知識を持つ関係者に聞くか、あるいは自分で口座を開いて使ってみて判断するかが良いでしょう。

●売りオプションの枚数制限
制限が緩い方がいいでしょうが、資金力によると思います。
また、どういう取引をするかによって、欲しい枚数が変わってきます。
例えば1000万円の資金でデイトレをするなら、20枚も売り枠があれば十分でしょう。
しかし同じ資金で、バタフライ(スプレッドの1種)を組むなら、売り枠100枚ぐらいは消費できてしまいます。

●板発注の有無

スプレッドを組む、先物でデルタヘッジをする、裁定取引をする、などの取引をする場合、複数銘柄を同時に約定させる必要があります。その場合、複数の板を並べて発注できるツールがあるとやりやすいです。

●RSS
自作エクセルなどにIVやそのグラフを表示し、ボラティリティーを見ながらトレードするタイプのトレーダーにはRSSが必須です
楽天RSS岡三RSSかどちらかを導入しましょう。
最初は、無料条件が緩い楽天RSSの方がいいかもしれませんが、岡三RSSの方が機能充実です。
障害やサービス停止にそなえて、両方を持つのもありです。
ちなみに、楽天RSSは、300銘柄までしか表示できないのが残念なところです。
(オプションの銘柄は、それぞれの権利行使にプットとコールで×2になるのですが、例えば2019年11月限は76×2、12月限は110×2で、この時点で不足です、1月限やウィークリーもフルで表示させるなら岡三RSSの一択になります。)
国内の証券会社で個人向けにRSSのサービスをしているのは、この2社のみといっても差し支えないです。
IB証券もAPIを使って同様のことができるようですが、銘柄が50銘柄とか100銘柄とかで少ないと聞いています。ただ、裏技で増やす方法もあるようです。古い話なので事情は変わっているかもしれません。

証券会社の詳細

SBI証券
オプション手数料
SQ決済時手数料
日経225オプション 各証券会社のデイトレ向けサービス (Weeklyオプション含む) :
売買代金の0.2% (税込0.22%)最低手数料 200円 (税込220円)
※新規建時、反対売買による決済時、SQ決済時(オプション取引の権利放棄、権利消滅を除く)
に対して手数料(税込)を徴収いたします
先物手数料
ミニ先物手数料
日経225先物 : 1枚につき250円(税込275円)
ミニ日経225先物 : 1枚につき35円(税込38.5円)
新規建て証拠金、維持証拠金必要証拠金 :(SPAN証拠金額×100%)-ネット・オプション価値の総額
維持証拠金 :(SPAN証拠金額×100%)-ネット・オプション価値の総額
売りオプションの枚数制限日経225オプション(※Weeklyオプション含む) : 50枚
※個別審査により 建玉上限枚数 の変更可能(上限不明)
板発注の有無取引ツール「HYPER SBI」にいくつかの形式の板発注がある。
マイ板は複数立ち上げ枚可能
RSSの有無
補足 「信用取引口座」もしくは「先物・オプション取引口座」をお持ちのお客様は、
投資に必要な情報収集から注文発注までを一貫して行うことができる
リアルタイム・トレーディングツール「HYPER SBI」が無料でご利用いただけます
説明ページ
詳細のリンク 先物・オプション取引のサービス概要(基本サービス)

楽天証券
オプション手数料
SQ決済時手数料
日経225オプション (Weeklyオプション含む) :
売買代金の0.18%+消費税
最低手数料180円+消費税(1円未満切捨て)
※ 自動権利行使・権利割当は上記の手数料がかかります。
※ 自動権利消滅・権利放棄の場合は手数料はかかりません。
先物手数料
ミニ先物手数料
日経225先物取引 250円(275円)/枚
日経225ミニ取引 35円(38.5円)/枚(1円未満切捨)
※()内は税込金額
新規建て証拠金、維持証拠金 証拠金計算式:
SPAN証拠金額×当社が定める証拠金掛目-ネットオプション価値の総額+先物両建証拠金
※ 先物両建証拠金=(建玉枚数-ネットデルタの絶対値)×0.5×先物1枚当りのSPAN証拠金×当社が定める証拠金掛目
※証拠金掛目 は、新規、維持ともに1.0倍(2019/11/06現在)
売りオプションの枚数制限 買いは上限なし
売りは15単位まで
先物買建+先物売建+オプション売建の合計で415単位まで
板発注の有無
RSSの有無有(楽天RSS) 最大表示項目は300銘柄(10,000項目)
補足最新ツール「マーケットスピード II」 では、先物・オプション・RSSが今は使えないですが、順次対応予定のようです。それまでは「マーケットスピード」を使います。
https://marketspeed.jp/ms2/?l-id=header-nav_ms2
詳細のリンク 日経225オプションの取引ルール/ご注意事項
株価指数先物取引の取引ルール/ご注意事項

各証券会社のデイトレ向けサービス
カブドットコム証券
オプション手数料
SQ決済時手数料
日経225オプション取引手数料:約定代金の0.2%最低手数料200円
※上記手数料に消費税が別途加算されます
※取引最終日までに決済を行わなかった場合、本質的価値を有していない銘柄(アット・ザ・マネー、アウト・オブ・ザ・マネー)については自動的に権利放棄となり、その場合の手数料は不要です。
※権利行使による決済で手数料等により決済がマイナスとなる場合には、マイナス分の請求は行いません。
先物手数料
ミニ先物手数料
日経225先物 :300円
日経225mini先物 :38円
新規建て証拠金、維持証拠金必要証拠金額 :SPAN ® 証拠金×100% ※ -ネットオプション価値の総額
※SPAN証拠金の掛け目は、取引所の規制や指数の変動状況などを考慮のうえ、
原則100%~400%の範囲内で当社独自の判断により変更する場合があります。
両建取引拘束金: 両建総枚数×0.25×SPAN ® 証拠金
売りオプションの枚数制限 売建玉の上限枚数は
(日経平均VI先物の買建玉・売建玉とあわせて)
20枚 ~ 最高1,000枚 ※オプション口座開設当初は売建玉上限枚数を20枚で設定します。
板発注の有無 取引ツール「 KABUステーション」で、「発注パネル」10枚表示可能
RSSの有無
補足証拠金に代用証券が使えます
証拠金 代用掛目
・現金100%
・株券 前々営業日の最終価格(気配)の原則70%
※銘柄ごとに個別の代用掛目が設定される可能性があります。
・投資信託 前々営業日の基準価額の70%
詳細のリンク先物・オプション取引 商品概要
先物・オプション取引 取引ルール(先物・オプション取引)

私が過去に調べた時には、このように説明されていました。
SPAN証拠金を計算する際の16のシナリオに以下の4つのシナリオを追加して算出。
①原資産30%下落&IVが(ボラティリティスキャンレンジ分:以降()内省略)低下、
②原資産30%下落&IV上昇、
③原資産30%上昇&IV低下、
④原資産30%上昇&IV上昇
合計20のシナリオを用いてSPAN同様な計算をしたものがIBの証拠金
ちなみに、私の前ブログでSPANについて簡単に説明しています →コレ

海外在住者は日本株取引などの資産運用はできない理由と海外在住者の資産運用方法

海外在住者といっても「駐在員、自営業、現地採用、経営者」など様々ですが、どの職種やビザの種類であっても関係なく、日本の住民票を抜いて出国し1年以上海外に居住しているのであれば、日本の証券会社は使えません。 日本非居住者は全員対象でNISAやiDeCo含め日本の証券会社を使うことができません 。 2022年5月から海外居住者であっても国民年金に任意加入していればiDeCoに加入できるようになりました。

非居住者の定義

  • 外国にある事務所(本邦法人の海外支店等及び現地法人並びに国際機関を含む)に勤務する目的で出国し外国に滞在する者。
  • 2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者。
  • 本邦出国後外国に2年以上滞在するに至った者。
  • 1年以上にわたり日本以外に居住する者。
  • 期間の定めのない海外転勤、海外留学。
  • 上記に掲げる者で、事務連絡、休暇等のため一時帰国し、その滞在期間が6ヶ月未満の者。(但し、上記に関わらず、本邦の在外 公館に勤務する目的で出国し、外国に滞在する方は、「居住者」として扱われます)

我が国の所得税法では、「居住者」とは、国内に「住所」を有し、又は、現在まで引き続き1年以上「居所」を有する個人をいい、「居住者」以外の個人を「非居住者」と規定しています。

滞在日数のみによって判断するものでないことから、外国に1年の半分(183日)以上滞在している場合であっても、わが国の居住者となる場合があります。

1年の間に居住地を数か国にわたって転々と移動する、いわゆる「永遠の旅人(Perpetual Traveler, Permanent Traveler)各証券会社のデイトレ向けサービス 」の場合であっても、その人の生活の本拠がわが国にあれば、わが国の居住者となります。

出典: 国税庁

日本の証券会社の口座開設・口座維持条件

日本の証券会社は、日本在住者を対象にサービスを提供しているので、 「日本居住者であること」「郵便物が届く日本の住所があること」「マイナンバーの提出」「日本国内からの取引」 と最低限4つの条件があります。

  1. 日本居住者であること
  2. 郵便物が届く日本の住所があること
  3. マイナンバーを提出できること
  4. 日本国内から取引すること

たまに日本非居住者に該当するにも関わらず、 住所が実家で住民票を日本におきっぱなしにして年金や住民税、所得税等を納めつつ海外で生活している人 がいますが、このような人はグレーです。

海外から日本の証券会社で取引することができない理由

つまり、海外から日本の証券会社を通して取引できないのは、 非居住者は日本国内で金融商品を取引できないという法令諸規則が金融商品取引法にあるから なのです。

銀行でも海外居住する場合は基本的に口座解約になる?

非居住者向け銀行口座サービスは、既に対象銀行の口座を持っていてこれから海外へ居住する人向けのサービスなので、 出国して海外居住してしまっている人は新規で口座開設できない 点は注意が必要です。

海外在住者が密かに日本の証券会社や銀行を使っていた際に罰則はあるの?

海外居住前にSBI証券で海外居住の件について問い合わせた時に罰則についても聞いたことがありますが、 「口座凍結」という回答をもらっています。 つまり、口座へログインできず解約まで口座が保留にさせられる状態です。

海外からの日本の証券会社を通した取引はバレる?

日本以外の証券会社にしなければならない

さて、各社規定と法的な観点から見た場合は、海外居住者は日本の証券会社で売買取引できないということが分かりました。
そのため、規則を守り正々堂々と 海外で居住しながら資産運用するためには、日本の証券会社を通さない別の方法を考える必要があります。

海外居住者の資産運用方法

  1. 現地の証券会社で個人口座開設
  2. 海外在住でも可能な証券会社で口座開設
  3. 銀行口座の外貨預金
  4. 不動産投資
  5. プライベートバンクで資産運用

1. 現地の証券会社で個人口座開設

日本の証券会社で取引ができないとなると、まず考えるのは 現地の証券会社はどうか? ということ。
居住国にもよりますが、外国人が現地の証券会社で口座を作ることができる国もあります。
私は住んだことがないので分からないのですが、 シンガポールや香港などでは一部限定された日本株含めた個別株、ETFやファンド等を現地証券会社から取引することができるようです。 ただし、日本株に関しては日本国内証券会社よりも手数料は当然高くなります。

また、現地の口座を作るにあたり 英語は必須 になるでしょう。通訳を通して口座開設できる小さな証券会社もありますが、大切な資産を預けてある個人情報になるので基本的には通訳を通した口座開設はできません。

2. 海外在住でも取引可能な証券会社で口座開設

    (シンガポール)
  • Interactive Brokers LLC(IB証券)

まず、 フィリップ証券は、 海外在住者でも日本株や米国株などを取引できる一番良い案です。Phillip Capital Groupは1975年にシンガポールで創業している運営実績もあるので信頼度も高いです。

ただし、手数料が若干高めで、日本株の場合は0.5%(最低手数料3,000円)の手数料が発生します。米国株は、0.3%(最低手数料20ドル)です。口座維持手数料は、四半期ごとに16.05 SGD、外国株保管手数料で1銘柄につき2.14 SGDが発生します。そのため、頻繁に取引するようなデイトレ向きとは言えないでしょう。

ただし、 初回入金額は1万ドル(約100万円以上)となっており、口座維持手数料も毎月10ドル、更に取引手数料がかかるので初心者には中々ハードルが高いです。 尚、10万ドル(約1,000万円)を預ければ、口座維持手数料が無料になるのですが、こちらも金額的に初心者には難しいでしょう。

海外在住でも取引可能な日本国内FXブローカー
  • ヒロセ通商(FX取引のみ)
  • セントラル短資(FX取引のみ)
海外のFXブローカー
    各証券会社のデイトレ向けサービス
  • XMTrading(XM) (FX、指数、商品、貴金属CFD対応)
  • iFOREX (FX、指数、商品、貴金属、 ETF、個別株式 、仮想通貨CFD対応)*DD業者

前述したフィリップ証券に比べたら信頼性は月とすっぽん程比べ物にならないと思いますが、iFOREXにおいては「 FX以外にも、日本株・米国株などの世界個別株、株価指数、ETF、仮想通貨と800銘柄以上の取扱い 」があり、クレジットカード入金対応で手数料が安く、デイトレなど頻繁な取引も気軽に簡単にできる点はメリットです。あと、個別株(CFD)は20倍のレバレッジで取引ができるので少ない資金で取引ができます。

FX・株のデイトレードにおすすめのBTOパソコンランキング【2022年最新】| 4枚以上のモニター使用にも対応、証券会社の取引ツールやFXツールで効率良くトレードができる!

daytradepc

各証券会社のデイトレ向けサービス
当記事では、 FXや株のデイトレーダー向きのおすすめBTOパソコンを紹介 しています。FXや株の取引をしていてより効率的にトレードをするためにモニターを複数枚利用したいという方向けのモデルを厳選しました。

プロトレーダーから一般ユーザーまで幅広い層向けに記事を書きました。各種証券会社が提供しているツール(MARKETSPEEDⅡ・HYPER SBIなど)やMT4(Meta Trader4)/MT5(Meta Trader5)などのトレード用ツールの使用も想定しています。

管理人

管理人

デイトレ用PCを販売しているショップ一覧

各証券会社のデイトレ向けサービス
BTOメーカーおすすめ度知名度コスパラインナップサポート
パソコン工房★★★★★★★★★★★★★★☆★★★★★★★★★★
マウスコンピューター★★★★★★★★★★★★★★★★★★★☆★★★★★
ドスパラ★★★★☆★★★★★★★★★★★★★★★★★★★☆
エーチャージ★★★☆☆★★☆☆☆★★★☆☆★★★★☆★★★★☆
そら★★★☆☆★☆☆☆☆★★★☆☆★★★☆☆★★★★☆
ジャパンコモディティーズ★★☆☆☆★☆☆☆☆★★★☆☆★★★☆☆★★★☆☆

パソコン工房のトレーディングパソコン

PRO-kabu.2 V11(パソコン工房)

PRO-kabu.2 V11

価格:169,980円(税込)
CPU:Core i3-12100
GPU:UHD Graphics 730
メモリ:DDR4-3200 8GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載

公式

4コア8スレッドとスペックは控えめですが、アーキテクチャが変わって高いパフォーマンスを発揮します。極端に負荷の掛かる作業を行わないのであれば十分でしょう。グラフィックスはCPU内蔵のUHD Graphics 730です。複数モニターを利用するのに利便性が高いです。

PRO-Gaitame.4 v8(パソコン工房)

gaitamepc

価格:264,980円(税込)
CPU:Core i5-12400
GPU:NVIDIA T400
メモリ:DDR4-3200 8GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載

公式

PRO-Gaitame.6 v8(パソコン工房)

PRO-Gaitame.6 v5

価格:364,980円(税込) 各証券会社のデイトレ向けサービス
CPU:Core i7-12700
GPU:Quadro T600
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載

公式

外為パソコンの一つです。モニター6枚+モニタースタンド付きで別々に購入する手間を省けます。本体の設置及び設定サービス付きで安心です。グラフィックボードには高コスパが魅力のNVIDIA T600を搭載しています。Quadro P620の後継モデルでパフォーマンスが向上しています。プロフェッショナル向けのグラフィックボードです。グラフィックボードとマザーボードをあわせて6画面出力に対応しています。

CPUには12コア20スレッドのCore i7-12700を搭載し万全です。マルチスレッド性能も高くトレードをしながら動画を観たりネットをしたりと快適に行えます。Core i7-11700よりもパフォーマンスが向上しています。デイトレードに必要な性能を兼ね備えていると考えて良いでしょう。SSD 500GB NVMe搭載と強力です。様々な取引ツールをインストールしても余裕があります。

FX&株のデイトレにおすすめのBTOパソコン三選

SR-ar7-7660J/S3/W10/LW(セブン)

SR-ar7-7660JS3W10LW


価格:98,780円(税込)
CPU:Ryzen 7 5700G
GPU:Radeonグラフィックス
メモリ:DDR4-3200 8GB
SSD:240GB NVMe
HDD:非搭載

公式

パソコンショップセブンの売れ筋モデルです。税込9万円台と低価格なのが嬉しいですね。Ryzen 7 5700Gは、Cezanne世代のAPUです。先行でモバイル向けモデルとして登場してその後デスクトップ向けモデルがリリースされました。8コア16スレッドと性能が高いのが特徴です。動画編集や画像編集にも使用可能です。グラフィックスにはRadeonグラフィックスを搭載しています。複数モニターにも対応しています。パソコン本体のみの販売なのでモニターは付属していません。電源には300W 80PLUS BRONZEを採用。安定したPC作業が実現します。DVDスーパーマルチドライブ搭載で映画や音楽鑑賞にも最適ですね。

Magnate MH(ドスパラ)

magnatemh

価格:109,980円(税込)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載

公式詳細

Core i5-12400×GTX 1650搭載のビジネスモデルです。グラフィックボード搭載モデルとして10万円台は圧巻です。GTX 1650搭載でゲームプレイにも対応可能です。HDMI×1、DisplayPort×1搭載で最大2画面出力に対応しています。メモリ16GB、SSD 500GBと価格帯を考えると十分です。電源ユニットは450W BRONZEを採用しています。キーボード及びマウスが同梱となっているのも嬉しいですね。

NVIDIA Quadroモデル QM5J-A211/T(TSUKUMO)

MM5J-A194T

価格:137,800円(税込)
CPU:Core i5-12400
GPU:NVIDIA T400
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:1TB NVMe
HDD:非搭載

公式

TSUKUMOのQuadro搭載モデルとして販売されているパソコンです。MiniDisplayPort経由での4画面出力に対応しているQuadro P620を搭載しています。デイトレやFXに最適です。CPUにはIntel第11世代のCore i5-11400を搭載しています。6コア12スレッドで高いパフォーマンスを発揮します。メモリ16GB、SSD 500GBと構成も充実していてかつ安価な価格が魅力です。デイトレードをするだけなら十分過ぎる性能だと言えます。

mouse K5-MGZN(マウスコンピューター)

m-Book K700XN-M2SH5top

価格:99,800円(税込)
CPU:Core i7-10750H
GPU:GeForce MX350
メモリ:8GB
SSD:256GB NVMe対応
HDD:非搭載

公式詳細

ノートパソコンでデイトレードをしたいという方におすすめの一台です。マウスコンピューターとBTOパソコンマガジンとのコラボレーションモデルとなっています。液晶は15.6型と大きくトレードに没頭しやすいモデルだと思います。ノート向けハイエンドCPUであるCore i7-10750Hは性能が高くデスクトップパソコンと比べても遜色ありません。ディスプレイ出力としてはHDMI×1、mini Display Port×1を搭載しています。自宅では複数モニターを追加することも可能です。マルチに使用したいトレーダー必見です。外出先でも容易にトレード環境を構築できると思います。

FXや株のデイトレ用ツール推奨環境まとめ

tradestation

画像引用元:https://info.monex.co.jp/

各証券会社のデイトレ向けサービス
証券会社取引ツールCPUメモリHDD
楽天証券MARKETSPEEDⅡ Core i7-3770 3.40GHz 8GB 5GB
マネックス証券トレードステーションQuad-Core iシリーズ12GB1GB
SBI証券 HYPER SBICore 2 Duo 2.0GHz以上4GB1GB
松井証券ネットストック・ハイスピード1.6GHz以上1GB50MB
GMOクリック証券スーパーはっちゅう君特になし512MB100MB
岡三オンライン証券岡三ネットトレーダーIntel Penium 1.0GHz以上1GB100MB
DMM.com証券DMM株 PRO Intel Core i5以上 4GB2GB
auカブコム証券kabuステーションIntel Core i5-65004GB2GB
外為どっとコム外貨ネクストネオIntel Core2 Duo4GB-

各証券会社が提供しているツールの推奨スペックをまとめています。実はトレードに使われるツールはそれほど要求スペックが高いわけではありません。最も高いスペックを要求されるツール「MARKETSPEEDⅡ」や「DMM株 PRO」でもCore i5シリーズがあれば十分です。Core i7-3770は古いモデルのため現行のCore i5-12400よりも性能は低いです。Core i3シリーズでも対応できると思いますが、余裕があるに越したことはありませんね。


CPUは、人で言う脳に当たる箇所です。パソコンにおける様々な処理を行う中心的な役割を果たします。デイトレ用で考えるとi5以上を選択しておくと良いでしょう。Intel第十二世代の最新モデルならCore 各証券会社のデイトレ向けサービス i3シリーズでもある程度の適性があります。

従来モデルのCore i5と同程度のパフォーマンスを期待できます。予算を掛けられるのであればCore i7-12700/Core i7-11700を選択肢に入れると良いですね。ハイエンドモデルを用意する必要はありませんが、Core i3シリーズやPentium/Celeronは避けたほうが無難です。

mainmemory


メモリ容量については最低でも8GBを用意しておくと良いでしょう。部屋一面にモニターを設置したいと考えているトレーダーの方は余裕を持って16GB以上を搭載しておくと安心できると思います。また、Core i7以上を選ぶのであればメモリも16GBにしておいた方がCPUのパフォーマンスを引き出しやすいです。マネックス証券のトレードステーションでは12GBが要求されることになります。

ストレージ

ssd


SSDは予算に余裕がある方におすすめです。SSDにOSやトレード用のアプリやツールをインストールしておけば高速化を期待することができます。ただし、HDDに比べると高価なのでSSDでカバーできない部分はHDDでカバーすると良いでしょう。最近はDropboxなどのクラウドストレージも充実していますので、こだわりがなければぜひ活用しましょう。極端に予算を掛けなくても良いと思います。

その他重要なポイント

グラフィックボード

videocard


基本的にデイトレ用のパソコンに高性能なグラフィックボードは必要ありません。高価なゲーミングPCを購入する必要がないということです。 デイトレで3D処理を行うわけではありませんので・・・ツールなどで3D処理能力を求められません。

ただ、マルチディスプレイにするときにあると便利なのも事実です。予算に余裕うがあればエントリークラスのグラフィックボードでいいので選択すると良いでしょう。GeForce GT 1030、GeForce GT 730、NVIDIA T600、NVIDIA T400、Quadro P620などが該当します。ノート向けならGeForce GTX 1650となりますね。複数モニターを利用する予定のない方ならグラフィックボードがなくても全く問題ありません。

powerunit


電源不足に悩まないように電源ユニットは高性能なものを用意しておきましょう。特に4枚や6枚など多くのモニターを搭載する場合は80PLUS認証は必須 です。トレード中に電源が落ちてしまったら大変です。80PLUS認証は高品質の証です。容量的には400W以上となります。グラフィックボードを搭載しているなら500W以上でも良いでしょう。

ネット環境

internet


ネット環境も妥協できないポイントです。当然回線が不安定だと重要な場面で取引ができなくなってしまうリスクがあります。ポケットWi-Fiよりは光回線を使うほうが良いですね。基本的には有線を使用するべきです。無線は不安定になることが多いからです。

当記事のまとめ

管理人

管理人

米国株の空売りできる証券会社【信用取引解禁!】

米国株 空売り

米国株 信用取引 SBIとマネックス

<SBI証券とマネックス証券>

米国株の信用取引(空売り)ができるようになる

売買手数料が高くてデイトレに不向き

米国株 信用取引 イメージ

米国株の信用取引(空売り)のサービス内容

米国株 信用取引 概要

米国株の信用取引(空売り)の対象銘柄は大型株1300銘柄

時価総額50億ドル以上の大型株

これらの約1300銘柄の大型株から、証券各社は取り扱う銘柄を選ぶことになります。

米国株 信用取引 銘柄

米国株の信用取引のレバレッジは2倍

日本株 信用取引

米国株には日本株のようなストップ高(安)という制限値幅がなく、ボラティリティ(価格の変動幅)が大きいため、レバレッジが低く抑えられています。

米国株 信用取引 レバレッジ

米国株の信用取引の追証基準(保証金維持率)は30%

この時の“各証券会社のデイトレ向けサービス 信用取引している金額に対する委託保証金の割合”を「委託保証金維持率」(たんに保証金維持率と呼ばれることも)

<日本株の場合>
信用買いした銘柄の株価が下がり、保証金維持率20%を割り込むと追証(追加保証金)を証券会社から請求されるのが一般的です。

保証金と保証金維持率

<米国株の場合>
米国株の信用取引における追証基準…証拠金維持率は30%です。

米国株 信用取引 保証金と保証金維持率

米国株の信用取引の担保(代用有価証券)は日本株より10%減額

米国株の信用取引においては、代用有価証券の評価額が日本株よりも10%減額されます。

副管理人アイコン

管理人アイコン

この担保として差し出す有価証券を「代用有価証券」といいます。

米国株 信用取引 代用有価証券

つまり、米国株の信用取引の場合には「70%⇒63%」「80%⇒72%」になるものと予想されます。

米国株の信用取引のメリット

米国株には増し担保規制がない

相場の下落時も利益を得られる

現物株のリスクヘッジに利用できる

<資金効率がよい(回転売買ができる)>

・理由①少ない資金で株を購入できる(レバレッジ)
・理由②同じ銘柄を何度も売買できる(回転売買)

<米国株には増し担保規制がない>

<相場の下落時も利益を得られる>

米国株の信用取引が解禁になることで最大のメリットになるのは「空売り解禁」かもしれません。

<現物株のリスクヘッジに利用できる>

米国株 信用取引 リスクヘッジ

米国株の信用取引のデメリット・リスク

信用残高を調べる方法がない

米国株 信用取引 青天井

・資金管理
・空売りの数量
・損切りの指値注文

基本的にどこの証券会社も、追証は翌々営業日のまでに入金もしくは建玉の決済による解消が必要です。

それでも無視すると、最悪の場合は法的手段を取られることになります。

しかし、「日本株と米国株の現物株取引の手数料比較」、「日本株の信用取引の手数料」を参照することで米国株の信用取引の手数料が高めになるのでは?と想像がつきます。

米国株 信用取引 手数料比較

・日本株の場合、現物でも信用でも1日の約定代金が100万円以下なら売買手数料が0円
・米国株の場合、約定代金2.02ドル以下なら手数料0
・1ドル100円と仮定した場合の日米の手数料比較

<日本株・現物> 各証券会社のデイトレ向けサービス
100万円の取引:手数料0円
200万円の取引:手数料1,238円
300万円の取引:手数料1,691円
400万円の取引:手数料1,986円

<米国株・現物>
1万ドルの取引:手数料22ドル(2200円)※上限額
2万ドルの取引:手数料22ドル(2200円)※上限額
3万ドルの取引:手数料22ドル(2200円)※上限額
4万ドルの取引:手数料22ドル(2200円)※上限額

副管理人アイコン

管理人アイコン

SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券

<信用残高を調べる方法がない>

【信用買いが大幅増加している場合】
・将来の売り圧力が強い
・機関投資家から空売りで狙われやすい

【信用売りが大幅増加している場合】
・将来の買い圧力が強い
・機関投資家が空売りを増やしている場合、まだ下がる可能性が高い

情報を入手しづらいということは、空売り戦略を立てるファンダメンタル的な根拠が弱くなることを意味します。

米国株の信用取引の関連記事

2件のコメントがあります

>そんな時さん
コメントをありがとうございます。
そうですね、米国株の信用取引解禁は個人投資家にとってインパクト大だと思います。各証券会社がサービス概要の詳細を明かしていないので何ともいえませんが、コストを抑えて空売りできるようであれば大きな収益のチャンスとなりそうですね。
ただ、初心者にはハードルが高いとも思います。経験を積んでから挑戦するのがベターですね。

この記事にコメントする

コメントをキャンセル

よく読まれているブログ

バルチック海運指数

バークシャーハサウェイ ポートフォリオ

「投資コラム」の人気記事トップ3

東証プライム企業一覧とプライム落ち銘柄一覧【最新版】を大公開。 さらに随時、東証プライム企業一覧・東証プライム脱落の企業一覧(プライム落ち銘柄一覧)の最新情報を更新していきます。 ※追記:2022年1月14日、東証プライ […]

東証プライム企業一覧

ETFS天然ガス上場投資信託はなぜ安い? そんなことが言えなくなる時代が来るのかもしれません… 2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻の影響を受け、コモディティ価格が軒並み上昇しています。 天然ガスも例外では […]

天然ガスETF

大引けの大量買い、出来高が急増する理由を投資診断士が解説 (最終更新日:2021/12/1、元記事:2018/10/17) 歩み値の15時を見ると、大引けに大量買いがいつも起きています。なぜでしょうか? 良いところに気づ […]

関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる