FX!黄金律は自然の定理!フィボナッチリトレースメントを使ってみよう!
うん、これだけだと何がなんだか分からないし、どうしてこれがFXで使えるのかも分かりませんね。
実はこのフィボナッチ数は、自然界の定理とも呼ばれていて、代表的な物で言えば、花びらの数や木の種子の数、オウムガイやアンモナイトの形の比率などもこのフィボナッチ数列に当てはめる事ができると言われています。
また、この数列は黄金比とも呼ばれ、人間がもっとも美しいと思う自然な比率がこのフィボナッチ数列で作り出された物で、人間は意識的にせよ、無意識的にせよ、この黄金比の形を求めてしまう傾向にあると言われているのです。
フィボナッチリトレースメントってなんだろう?
それでは、FXにおけるフィボナッチ数列を使う場面って何なんでしょう。
これはチャートを俯瞰して見たときに、一つの流れに対してどれくらい戻っているか、
次の波はどれくらいの価格まで進むのかなどを予測する為に使います。
こんな感じになりました。
フィボナッチリトレースメントは、0%、23.6%、38.2%、50.0%、61.8%、76.4%、100%で表示されるのが一般的で、今回はMT5のディフォルト状態で引いています。
ぱっと見で、引かれた線のところで反転していたり、押し目になっていたり、ブレイクできずにレンジ状態になっているのが分かりますか?
先ほどの画像にわかりやすく意識されているな、というところに○を付けてみます。
かなりの数の○がつきました。
先ほど、フィボナッチ数列は自然の法則に当てはまっているという話をしましたが、
人間のいろいろな感情によって作られている相場の波も例外ではありません。
だから、この黄金比が効きやすいのです。
フィボナッチリトレースメントの引き方
それでは、改めてフィボナッチリトレースメントの引き方を解説します。
普通の引き方は、先ほどのように「一つの波の高値から安値に対して引く」という方法です。
この方法だと誰が見てもわかりやすい一つの波の高値と安値に無造作にフィボナッチを引いているので、細かなところで誤差が出てきます。
よくある話だと「フィボナッチはヒゲの先端とロウソク足の端とどちらで引いたらいいの?」とか、「ブローカーによってヒゲの長さが変わってくるからロウソク足の端で引かないと意味が無い」とか、こういう引き方の違いも誤差の原因の一つになってきます。
では、どんな引き方なら良いのでしょうか?
私なりに出した答えは、「フィボナッチ数列が効いているところに引く」という物です。
たとえば、こんな感じ。
画面はTradeViewのゴールド5分足です。
上限はロウソク足の上端、下限はヒゲの下端です。 フィボナッチリトレースメントの手法と引き方
このように引くと、フィボナッチ数列にはまるところで意識されている抵抗体ができているのが分かると思います。
ちなみに、ちゃんと引けているフィボナッチリトレースメントは、『値幅』としても機能するので他のところにこのフィボナッチリトレースメントを移動しても、フィボナッチ数列が抵抗体として、ちゃんと機能するのです。
複製して、一個前の山に当ててみました。
違う場所のフィボナッチリトレースメントを持ってきたのに、ちゃんとフィボナッチ数列のところで意識されているところが多いですよね。
余談ですが、フィボナッチ数列の中でも『23.6』と『76.4』(もしくは78.6)はあまり意識されていないと言われていますが、細かな時間足で見た場合や、大きな振り幅のある通貨の場合、この数値も意識されていることが多いので、個人的には入れておいた方が良いかなと思います。
ただ、一般通説として意識されていないという事は、他のフィボナッチ数列の数値よりも「抜けやすい」ので気をつけて判断してください。
基本的には俯瞰して見た時に以前大きな反発があったところは長時間足でも意識されている事が多いので、そこに『23.6』や『76.4(78.6)』が当てはまっているようであれば根拠が重なるので、そこが抵抗帯になる可能性が高い、という考え方をした方が良いと思います。
じんじゃー的フィボナッチ値幅理論
ここからは、フィボナッチを使った値幅理論に関して考えてみます。
自分が今年の頭くらいから試行錯誤している考え方なのですが、もしかしたら他の方が考えた理論と同じ場合もありますので、その辺は御了承を。
(値幅トレードに関してはKOOLさんのツイートを参考にして考えてみました)
まずは、『値幅』について説明します。
一般的な理論や詳しい説明は別の機会にしますが、「相場は特定の波を基準に形成されていて、その基準となる波が値幅」と思ってもらえればいいかなと思います。
相場はその値幅の連続で形成されていて、その値幅のずれが価格差であったり、波形を作る原因になっているというです。
つまり、一つの基準となる値幅を決め、そこにフィボナッチリトレースメントを当てて、どれだけ値幅がずれたかを観測するのが私のやり方になります。
例えば、こんな感じにフィボナッチリトレースメントを当てます。
MT5のユーロドル5分足です。
わかりやすいように過去の足の高値と安値に引いています。
私の場合、その日に一番最初に出たトレンドの波にフィボナッチを当てるようにしています。
そうすると、一日のトレンドの大きさが分かるので、波が大きい場合には戻りが一度入りそうだな、とか、波が小さい場合は、ブレイクしたら大きな波が来そうだなとか、予測する事ができます。
次に、フィボナッチリトレースメントの値を変更します。
フィボナッチリトレースメントは、通常だと前項で説明した6つの数字以外に、161.8と261.8が入っていると思います。
その値の下に、いくつかの数値を追加して表示させます。
まずは、フィボナッチリトレースメントのプロパティを開いて下さい。(MT4はラインの編集、MT5はオブジェクトリストに入っていると思います)
すると、「レベル」のところに数値が入れられるようになりますので、まずは「1.382」といれてください。
次に、同じ列の「詳細」のところをダブルクリックして、「138.2」と入れてください。
最後に、OKボタンをクリックして下さい。
フィボナッチリトレースメントに138.2が表示されました。
この容量で、「2」「2.382」「3」「3.382」「3.618」「4」を追加して下さい。
(通常は「3」以降の数値は使いませんが、最初の波が小さいとたまに使うこともあります)
全部入れると、こんな感じになります。
(画面に全部入りきらなかったのでチャートの縦を少し小さくしています)
では、実際に効いているところを探してみましょう。
こんなふうになりました。今回はトレンドがそのまま進行する形だったので、追加した数列の部分で意識されているのがわかりやすいと思います。
このフィボナッチの引き方の利点は、当日の最初のトレンドが出てしまえば、どの辺で反発、もみ合いするのかが予想がしやすいという点です。
また、一度反転したところから、今回の値幅を100としたフィボナッチリトレースメントを当ててあげると、そこの中でもまたフィボナッチが効くという利点もあります。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、こんな感じです。
白い枠の中が、最初に引いたフィボナッチリトレースメントのコピーを、画面の○の位置、反発の上端に合わせてたものです。
2度目の反発が起きるまではフィボナッチが効いているのが分かると思います。
一度波形を崩された後の小さなフィボナッチはあらたに移動させた方が精度は高くなるので、気になる人は移動させてくださいね。
余談ですが、その日のトレンドの向きは、最初にトレンドが出た方向に向かう傾向が高いです。
なので、このチャートの場合は戻り売りでせめて行き、買いは意識しない方が良いと思います。
最初の波が小さく、レンジが続く場合はレンジブレイク後に大きくはねる事が多いので、それについて行きましょう。
私はこの時に逆張りして口座を焼かれた経験があるので、本当に気をつけてもらいたいと思います。 フィボナッチリトレースメントの手法と引き方
相場に絶対はありません。だからこそ、勝つトレードも必要ですが負けを抑えるトレードも必要なのです。
今回はテクニカル分析の2回目として、フィボナッチ数列とフィボナッチリトレースメントに関してをお話しました。
フィボナッチのツールに関しては、他にもエクスパンションやチャネルなどもありますが、
そちらの方は使用したことが無いので今のところ記事にするつもりはありません(^^;;;
今後、改めて勉強することがあったら、アウトプットとして記事にしようと考えています。
【最新版】移動平均線を使ったFXのシンプルな手法を2つ公開
困っている人
リュード
- 4.1 下位足でトレンド転換したのを 確認してからエントリーするのが王道のやり方(ただし僕はこのやり方を採用していない)
- 5.1 【パターン1】 トレンド中のレンジ相場でトレード
- 5.2 【パターン2】 勢いの強いトレンドで押し目買い(戻り売り)
「トレンドを見極める技術」と「価格の反転を見極める技術」この2つの技術を磨けばFXは勝てる
FXは 押し目買い•戻り売り フィボナッチリトレースメントの手法と引き方 だけ狙っていれば稼げます
「トレンドを見極める技術」
「価格の反転を見極める技術」
移動平均線(SMA)を使ったトレンドの見極めの判断
移動平均線を使えばトレンド相場の判断は簡単にできる!
トレンド相場の見極めは 「移動平均線」 を使えば簡単に判断可能です!
- 1度移動平均線の設定さえすれば、あとは自動で表示される
- 自動で表示されるから特別な技術が不要(再現性が高い)
- 視覚的に簡単にトレンド相場の見極めが可能
水平線を使った押し目・戻り目の見極め方
水平線で過去に抵抗線として意識された価格帯を探す
緑丸で囲った部分が過去に何度も反発しているので(抵抗線として意識されていると判断)ここに水平線を引きました
意識されている価格帯で
次も反発する可能性あり
=押し目買い(戻り売り)のタイミング
…という仮説を立てる事ができます= 押し目買いを仕掛ける事が可能と判断できます
水平線の引き方(=価格が反転するタイミングの見つけ方) は
押し目買い(戻り売り)のエントリーのやり方
下位足でトレンド転換したのを
確認してからエントリーするのが王道のやり方(ただし僕はこのやり方を採用していない)
この様に 【下降トレンド】→【上昇トレンド】 といった風に トレンド転換 が必ず起こります
この 【トレンド転換の確認】 フィボナッチリトレースメントの手法と引き方 をしっかりやった上でエントリーしましょう!
下位足(1時間足)でトレンド転換のサインである 「ダブルボトム」 が発生しているのを確認してから買いエントリーすることで
ただし、僕はこの王道的なエントリーのやり方を実践していません。
「下位足でトレンド転換が確認とれるまでエントリーを待つ」 という行為がとても苦手だからです。
エントリー直前になると、とつぜん欲望や感情が逆巻いてきてドキドキ・ワクワクしてしまって…
下位足でトレンド転換が確定していないのに機械損失を恐れるあまり見切り発車でエントリー
など頻発していたからです (要は待つのが苦手)
1日12時間拘束される多忙な職場で働いている為
エントリーが近づいた際にイチイチ下位足を確認するのが困難 、というのも理由の1つです
押し目(戻り目)に指値を設定するだけのシンプルなエントリー方法
「押し目(戻り目)の仮説を立てたら
その価格帯に指値注文(予約注文)をいれる」
上位足で押し目になりえる価格の仮説を立てる→その価格に指値注文をいれるだけ
押し目(戻り目)なりそうな価格に指値を入れて放置するだけなので とにかくラクなのも利点
日足基準でトレードすると 1日1回チャート確認&指値設定して放置するだけなので待っている時間が物凄く多く、ヒマになります。
なので チャート分析&指値注文後はチャートから完全に離れてFX以外の事に沢山時間を使えます!
エントリー前特有の 「欲望や感情の逆巻きと冷静に待つのが苦手な人」 でも無理なく運用し続ける事が可能です!
リュードが得意な実践的な2つの手法
- 2019年12月~2020年3月までトレンド中のレンジ相場のトレード
- 2021年2月に勢いの強いトレンドで押し目買い
- 2021年5月にトレンド中のレンジ相場のトレード
【1】と【3】のレンジ相場のトレードは戦略が一緒なのでまとめて言語化します
【パターン1】
トレンド中のレンジ相場でトレード
現在は 上昇トレンド中のレンジ相場と判断
オレンジ色の水平線 が 損切りライン(-60pips) と 利確ライン(+120pips) です
+120pipsで利確
2本のオレンジ色の水平線 が 利確ライン(+160pips) と 損切りライン(-50pips) です
ギリギリ +160pips利確
2本のオレンジ色の水平線 が 利確ライン(+160pips) と 損切りライン(-50pips)
順調に上昇してくれて +160pips利確
2本のオレンジ色の水平線 が 利確ライン(+100pips) と 損切りライン(-35pips)
順調に上昇してくれて +100pips利確
エントリー直後に含み損抱えたが、その後上昇してくれて +100pips利確
【パターン2】
勢いの強いトレンドで押し目買い(戻り売り)
「勢いの強いトレンド」 の定義化をすると以下の通りで
- 過去の分かり易い高値に水平線を引いてこのラインで押し目買い
- 50SMAで一度反発しているので、もう1度反発する前提で損切り幅は50SMA外に設定
今回の場合は 損切り幅は-35pips になります。
具体的な利確ラインはフィボナッチ・リトレースメント(以下フィボナッチ)で判断します。
結果 +160pipsで利確 できています
損切り幅-35pips に対し 利確が+160pips フィボナッチリトレースメントの手法と引き方 なので
「トレンドの勢いの強さ」 を厳選した上で押し目買い(戻り売り)を仕掛けているからだと思います!
手法を学んだら必ず検証をしよう!
FXで稼ぎたい人
手法を学んだだけでいきなり利益を狙いにいくのは少々危険です!
- 僕の手法を他者が100%再現するのは難しいから
- 手法を使いこなすにも技術が必要だから(=練習が必須)
そこで必要なことが 過去検証 です
FXは過去検証を徹底してやり込まないと勝ち続けるのが困難だと断言できます!
ここまで強く言い切れる理由を「FXは検証しないと勝てないと断言できる2つの理由を解説」で解説しているので是非参考にして下さい。
「FXの過去検証(バックテスト)のやり方と効果的な継続方法」で過去検証のやり方を解説しているので、今すぐ検証作業のやり方を習得して勝ちトレーダーを目指しましょう!
どの過去検証ツールを選べば良いか分からない方は「FXのおすすめ過去検証(バックテスト)ツール5選【無料版+有料版】」を参考にして下さい!
トレンド発生が一目でわかるインジケーター「Trend direction & force index」
下記のチャートで確認できますが、タイトル通り一目でわかります↓
Trend direction & force indexをチャートにインストールするとサブチャートにヒストグラムが表示され、青色バーが上昇トレンド、オレンジ色バーが下降トレンドです。
パラメーター設定でサインを表示するように変更するとトレンド発生で下記の様なサインが表示されます↓
サインの他にアラート通知、メール通知機能があり、パラメーター設定からオンオフの切替えが可能となっています↓
Trend direction & force indexはマルチタイムフレームにも対応していますので、下記のようにチャートに2つ入れることで上位足のトレンドも確認することができます↓
Trend direction & force indexの使い方
先ほどのマルチタイムフレーム機能を使って上位足と同じ方向にTrend direction & force indexのトレンド発生でエントリーしようとすると・・・上位足で大きなトレンドが発生していないと結構遅かったりします↓
下記のように上位足で大きなトレンドが発生するとマルチタイムを使った手法も機能します↓
上位足の環境認識とし反応が早いのがプライスアクションです。
FXフレンズの森田です。 今回はMT4のインジケーターで高値安値を自動で表示させる時におすすめなものを紹介します。 MT4のインジケーターで高値安値を表示させるのに一番有名なものは「ZigZag」ですね。 .
MultiZigZagのパラメーター設定ですが下記のように設定します↓
これらMultiZigZagでトレンド判断したのが下記チャートになります↓
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Trend direction & force indexは単体でも結構使えるインジケーターです。
◆高勝率15分足専用サイン「F15-easy」◆
◆15分足専用サイン「F15-friends」◆
こちらも 億トレ監修・大手プロップディーラーの手法をロジック化し 、シンプルながらも高勝率で1日200pipsを獲得した日も珍しくありません。
◆30分足専用サイン「F30-hybrid」◆
アラート機能も付いているので、チャートに張り付かなくてもトレード可能です。
トレード回数は少ないですが、少し長めの時間足で30~50pipsを狙う手法です。
大きなトレンドが発生すれば100pips以上獲れることがあります。
【FX手法】押し目買いや戻り売りを狙うトレードシステムの改良版『FX Station MA MTF Ver2』について徹底解説してみた
FX手法
『FX Station フィボナッチリトレースメントの手法と引き方 MA MTF Ver2』について徹底解説してみました。
FX Station MA MTF Ver2
FX Station MA MTF Ver2はFX Station MA MTFの改良版になります。
今回は、FX Station MA MTF Ver2について解説していきたいと思います。
FX Station MA MTF Ver2のインジケーター
FX Station MA MTF Ver2のインジケーターについて説明します。
ForexMT4Systems_TR2
D1〜H1Candle
Daily フィボナッチリトレースメントの手法と引き方 Open line v MTF ADR levels
Daily Open line v フィボナッチリトレースメントの手法と引き方 MTF ADR levelsは、
Genesis フィボナッチリトレースメントの手法と引き方 Hist BT
ストキャスティクス
FX Station MA MTF Ver2のトレード
FX Station MA MTF Ver2のトレードについて説明します。
ロングエントリー
①Daily Open lineよりもローソク足が上にある
②ForexMT4Systems_TR2の5分足と15分足と1時間足が上昇
③Genesis Hist BTがすべて白
④SSLよりもローソク足が上にある
⑤ストキャスティクスがゴールデンクロス
+α:D1〜H1Candleが陽線であること
ショートエントリー
①Daily Open lineよりもローソク足が下にある
②ForexMT4Systems_TR2の5分足と15分足と1時間足が下降
③Genesis Hist BTがすべて赤
④SSLよりもローソク足が下にある
⑤ストキャスティクスがデッドクロス
+α:D1〜H1Candleが陰線であること
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